褒めの循環で最強の学年チームを 〜学年主任の仕事術〜
子どもたちの成長を最大にしていくために必要なもの
それは学年の絆である
学年の先生たちのチームワークが強力であればあるほど子どもたちは成長する機会が増えより輝きを増していく
なにかあったときもチームで対応することができ、問題の解決もしやすくなる
学年の絆は子どもたちの成長に大きく関わってくるのである
今日はそんな学年のチームワークを強くしてアイデアを1つ紹介したい
それは『陰褒め』だ
『陰褒め』とは裏で人のことを褒める技である
勝手に私が命名し、『陰褒め』と名付けている
裏で人のことを悪く言う陰口とは違い、『陰褒め』には多くの可能性があると感じている
例えば学年にA先生、B先生、そして自分がいたとしよう
そしてA先生といるときにB先生の良さを伝えていく(陰褒め)
(もちろんA先生の良さも伝えることは忘れてはいけない)
すると今までB先生に対して、A先生が否定的に思っていたとしても
(B先生にはそんな一面があったんだ)
とB先生の良さを気づいていくことができる
A先生がのってきて
「わかります。B先生すごく丁寧に子どもたちに指導されていてほんと勉強になります」
なんていってくれた日には
B先生に
「A先生が指導の仕方が丁寧で勉強になるっていってたよ」
と伝えていく
たったそれだけのことなのに、自然とA先生とB先生の間には良い関係性が生まれてくる
『陰褒め』には人と人の関係を見えないところで深めていく力が隠されているのである
そうして、何日もやっていると自分が知らないところでもお互いの良いところを見つけ合い褒め合っている姿が見られるようになる
いつの間にか最強の学年チームへと進化していくのである
このように『陰褒め』がきっかけで良い関係性を築き、学級のつながりを強くしていくことができる
子どもたちの成長には先生たちの協力が不可欠だ
だからこそ、ただ見ているだけでなく
自分から学年の先生に働きかけ良い関係性を築いていきたい
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