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誰しもがアーティスト

note記事を作成するのがかなり久しぶりになりました。
高知県に移住して、2年が経ちました。高知の食べ物とお酒が美味しすぎてタヌキ腹にならないようにあらがっています、こうたろうです!

今日は、ここ数ヶ月で自分がまるで恋に落ちてしまったように情熱を注いでいることについて紹介させてください!

結論から言うと、「阿波踊り」に完全に魅了されてしまいました。
毎日、朝起きてコップ1杯の水を飲んだら、阿波踊りを踊るくらいハマっていいる。

ここまで読んでくれて、「別に阿波踊り興味ないしな」「ふーん」って人ももう少しだけ読んでもらえたら嬉しいです!

「阿波踊りって面白そうじゃん!こうたろう頑張れよ」っ思ってもらえたらこんなにも幸せなことはありません。


阿波踊りとの出会い

「ヤットサァ〜〜!」「ヤットヤット〜〜!」   ※阿波踊りの掛け声

大きな踊り子たちの声と笛、三味線、鉦、太鼓を奏でる人たちのお囃子と共に、幕が上がる。

綺麗な着物を着た若い女性から、白髪混じりの男性まで老若男女問わずお囃子のリズムに合わせて楽しそうに踊っている。

巧みな団扇さばきと隊列の取れた一体感のある踊りが続いていく。

そして、段々とクライマックスに差し掛かっていくと、
手拭いを鼻にかけて被った(鉄火被りをした)男性たちが綺麗な三角形の陣形を取って前に進んでくる。

その時の踊り子たちの目は鋭く、阿波踊りに対する情熱とこれまで阿波踊りに対して真剣に向き合ってきた時間を刹那に感じた。

「なんか凄いものを見たかもしれない」「え、阿波踊りってこんな感じなの?」自分の中で驚きと戸惑いが入り混じったまま幕が閉じた。

そこから阿波踊りについて、本や記事を読み漁っていく中で、阿波踊りの独特の世界観を知った。

「間口は広いが、奥が深い」
「踊りの根本にあるのは自己満足」
「徳島城が築城した時に、身分関係なく、無礼講で踊る日が阿波踊りの由来」
「かたや、ご先祖を供養する盆踊りから派生して生まれた説もある」

色んな本や記事を見れば見るほど、阿波踊りの世界観と自分の大切にしたい価値観が重なっていく。気づいたら、阿波踊りに完全にハマってしまっていた。

阿波踊りの魅力

阿波踊りを知っていく中で、魅力に感じたことは大きく2つある。
1つ目が、

「多様な楽しみ方があること」

阿波踊りは、シンプルなステップで踊ることができる。
それこそ、肩幅くらいに足を開き、2拍のリズムで片足を交互に出す。腕は高く上げて、右足を出したら、右手を出しというように足と同じ腕を前に出す。これだけだ。

シンプルなリズムとステップで、本当に誰でも踊ることができる。これが自分的にはもう本当に最高。

基本的に、ダンスやジャズ、演劇、ライブなどは観る人とパフォーマンスをする人(演者)がはっきりと分かれている。
演者は観る人を楽しませて、観る人は演者のパフォーマンスに熱狂する。

この関係性ももちろん素晴らしいと思うし、阿波踊りにもその側面はもちろん存在する。でも、最後は観る人も自分が演者側になって楽しめるのが阿波踊りの最高の魅了なのだ。

「踊る阿呆に観る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそんそん」

観る楽しみだけではなく、一緒に踊って楽しむこともできる、競い合うのでなく、みんなで楽しみながら同じ時間を共有できるのが阿波踊りの最大の魅力。

2つ目が、

「踊りの根本に、個性と自己満足があること」

「間口が広く、奥が深い」
上記にもあるように、阿波踊りは懐がとても広く、初めての人も温かく迎えてくれる。

その一方で、阿波踊りの世界に足を一歩踏み入れると、その奥深さを強く感じる。それこそ、踊り始めて10年の人はたくさんいるし、50年以上踊り続けている人もいる。阿波踊りに人生を捧げている人がたくさんいるのだ。

「なぜそこまでして阿波踊りを踊り続けるのか。」

僕が思うに、阿波踊りには決まった完成形がないからだと思う。

誰かが決めた正解ではなく、自分の中の正解にたどり着くまで踊り続ける。
1人1人が自分の理想の踊りを極めようとしていて、その理想には終わりがない。
本で読んだ踊り子のインタビューでは、「70歳になって、やっと自分の理想とする踊りに近づいてきた」と言っていた。

自分という個を最大限に表現し続け、歳を重ねれば重ねるほどこれまでの経験が踊りとして現れる。

自分も色んな経験をこれからしていくと同時に、自分の感情の全てを踊りで表現できる人を目指して踊り続けていきたい。

阿波踊りを通して、世界中の人を元気にしたい!

元気というと、ありきたりな言葉かもしれないが、

阿波踊りを通して、世界中の人と心を通わせ、1人1人が自分を表現しながら生きていける世界を作りたい。

阿波踊りを観て、「こんなにも自分の好きなように阿呆になっていいんだ!」「自分も好きなように表現してみたい」と思ってもらい、一緒に踊る。

言葉だけでなく、非言語でコミュニケーションを取り、お互いの感情を分かち合う。

1人1人の踊りがあるように、1人1人が自分の個性を互いに大切にしていながら生きている。そんな人が増えれば増えるほど最高だなと思うし、まずは自分がそれを体現していく。

終わりに

最後の最後に抽象的で綺麗事ばかりが並んだが、そんな綺麗事をこれからも踊りに表現して生きていくので、応援してもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです。
そして、一緒に踊りたいな〜と思ってくれたらこんなにも幸せなことはないです。もう最高。最幸。3150です。

ここまで読んでくれてありがとうございました!








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