電子ドラムで演奏のMIDIデータを記録

こんにちは。
今日も時間を見つけてはnoteに投稿された様々な記事に目を通しているのですが、音楽制作を楽しむ者として、他人様の制作環境はどのようなものだろう?と興味が沸くことが多々あります。
同様に、どなたかが自分の投稿を目にしてくれる/バンドに興味を持ってくれる可能性を信じて、自分の機材関連のことも発信してみたいと思います。

我がバンドsirokunoteには、昨年夏からドラムにシュンを招いて活動しています。
彼とは知り合っておそらく17年が経つはずです。2012年あたりから本格的に活動を共にするようになり、ボクが作った曲をいちばん多く演奏しているドラマーは間違いなく彼ですね。

そんなシュンくんの自宅にはALESISの電子ドラムが置かれています。当然、彼が日夜練習に使用しているわけですが、楽曲制作でいずれ活用したいなと勝手に思っていました。

4月の半ば、彼の自宅にお邪魔する機会があったので、ぼんやりと構想していた手法を実行しました。

https://twitter.com/kouta_psdeep/status/1647500997554749440?s=20


手法と書くには大袈裟な話で、実際は単純にMIDIケーブルをつないだだけです。
電子ドラム(という呼称すらすでに古いかもしれませんが)の音源部のMIDI OUTから、ボク所有のPCに接続したオーディオMIDIインターフェースのMIDI INへ。
DAWはCUBASE 11で、音源には今回MT Power Drum Kit2を使用しました。


どんな感じになったかというと、以下のとおりです。

こちらがグリッドに沿って打ち込んだベタ打ちのドラム。


こちらは演奏を記録したMIDIデータになります。

特にクオンタイズ処理もしていないので、演奏時のズレがそのまま残っているのがお分かりいただけるかと思います。

シンバルやタムの点数についてはズレがあったので、本人が意図したものとは違う発音が記録されている箇所もあります。が、特に何の設定もせず(もちろんトラックのMIDI INなど最低限の操作は必要ですが)記録できたのはストレスがなくてありがたかったです。
1音ずつ丁寧に打ち込んだり、そもそもMIDI音源を使わずサウンドファイルを貼っていくことの方が主流だとは思うのですが、演奏ニュアンスをデータとして記録できる環境を、幸運にも自分たちは構築できているのだと理解できたことがいちばんの収穫。使用するドラム音源を買い替えてみたらどんな結果になるだろう?とか、色々と欲と展望が広がりました。

今後バンドの作品作りに生かすことができるのかは自分たち次第ですが、長い付き合いの中でも新たな発見があるのは楽しいし、試してみて良かったなと思います。


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