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人生をシフトする

40代って、人生のシフトを考える時期だと思う。

いつの間にやら、残りの人生がずいぶんと短いことに気づく。
人生はもう半分すぎてしまった。
ここまで来るのにもあっという間だったのに、残りの人生はさらに短いとなったら、もっとあっという間にすぎてしまうではないか。
気力や体力の衰えも感じ始める。
俺の人生、このままでいいのかな。

なーんて思っている40代の人は多いのではないだろうか。

じゃぁ、本当にやりたいことをやったろうじゃないか。
と思ってやり始めちゃう人がいる。

大江千里さんもその一人だ。
ジャパニーズポップスの一時代を築いた彼が、47歳のとき、全てを捨てて、ニューヨークのジャズスクールに入学する。
それから10年、今やジャズピアニストとして活躍している。

僕は、ポップス時代の彼のファンというわけではなかったけれど、最近の動向はどこか気になっていたのか、facebookでフォローしていた。

そこでふとさっき買ってしまったのが、
「9番目の音を探して 47歳からのニューヨークジャズ留学」
という本だ。
(Amazon Kindleは便利すぎる)

まだ読み始めたばかりだが、これがとても面白い。
ジャズの理論をほとんど知らないまま、入学してしまったため、入学当初は相当に苦労したようだ。
教授たちにも、彼はすごく伸びる可能性のある人なのか、本当にダメな人なのか判断がつかないとまで言われる。
それでも、なんとか歯を食いしばって頑張る大江さん。

大江さんがどうしてこれまでのキャリアを投げ打ってジャズを学びたかったのか、なんとなくわかる。

僕もこのまま行くと、あと数年かけて人生をシフトすることになるだろう。
すると、大江さんのように、歯を食いしばってでも頑張ろうとする時期が来るのだろうと思う。

そんなことを想像しながら、本を読み進めている。


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