人との繋がり
ウェブ制作のフリーランスとして働いてはや17年。
ここに到るまでの仕事の変遷を綴るマガジン、第9回です。
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さて、働くにしても何をやろうかなと。
とりあえずアルバイトを始めることにしました。
近所のファミリーマートにまず行って、面接、即採用。
深夜に働けば、お金になるなと思ったのでした。
そしてもう一つが警備の仕事。
これもなかなかお金になります。
基本ただ突っ立っているだけですが。。
アルバイトで働いてお金をためて、海外でも行こうと思っていたのでした。
(と、そのくらいしか考えておらず、将来のことは何も考えていなかった。。)
そこそこ働いて、そこそこお金が入る。
そんな状態です。
正直、お金に困ることはなく、アルバイトに精をだす毎日がしばらく続きました。
が、やはりこんな生活にも数ヶ月で疑問を感じます。
アルバイトとは自分の時間を切り売りしているだけだなと思ったのです。
将来に繋がるものが何もない。
やはり、ちゃんと就職しようと、いくつか技術系の会社を受け始めた矢先でした。
前職の音楽事務所をやめた人から次々と一緒に働かないかと誘われたのです。
3人ぐらいに声をかけてもらったのではないでしょうか。
(その中には僕のことをけちょんけちょんに言っていた人もいました。なぜ僕に声をかけてくれたのか謎です)
一つはイベントプロデューサー補佐。
一つは大御所アニメ歌手の事務所スタッフ。
んー、どちらもいまいちです。
そして最後に声をかけてもらったところが、面白そうだったのです。
なんでも、音楽とコンピュータのわかる人が欲しいと。
インターネットで本屋さんを立ち上げている会社が、今度CDも売ることになるので、そのコンテンツ制作スタッフが欲しいとのことでした。
これは僕にうってつけではないですか。
その雇い主というのが、ラジオドラマの作曲家とそのマネージャーだというのがまたいい。
僕はそのお手伝いをさせていただくことに決め、アルバイトもしながら、昼過ぎに五反田の事務所に行くといった感じでその仕事を始めたのでした。
スキルがないと生きてはいけないと僕はずっと思っていたのですが、こうして人との繋がりでも食べていけるものなのだなぁと、この時初めて気づいたのです。
ふと思ったのですが、僕はこの時から今の今まで、ずっと人の繋がりで仕事をしてきているのかもしれません。
さて、これからどんどんいろんな人との繋がりが出てきますので、お楽しみに(?)。
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