自然の多様性
キャンプがあまりに気持ちよかったものだから、東京に戻って仕事をしていても、どこか脳みそが伸びきってしまっていて、なんだかギクシャクしている。
なんであんなに自然って気持ちがいいのだろう。
それは多分、全てを受け入れてくれるからだと思う。
美しい緑や、綺麗な川の水など、自然には素晴らしい部分もあるが、蜘蛛が糸を張っていたり、アブや蚊がからだを刺しに来たりとか、蜂が近寄って来たりとか、まぁ良いことばかりではない。
でも、それを全て受け入れなければ、キャンプは楽しめない。
虫にいなくなって欲しい、撲滅運動だ!
などと言っても無駄なのである。
要は、それらを悪いものとするのではなく、共に共存していく必要があるのだ。
なんだかナウシカの世界だな。
でも、キャンプをしているとまざまざとそれを感じざるを得ない。
だからこそ、自然の素晴らしさを享受できるというものなのだろう。
東京に戻ってくると、自分も含め、人間だけの世界では多様性を見失ってしまうのではないかと思ってしまう。
それと同時に、様々な人間がいる都会の多様性を思うと、人間も自然の一部であるのだろう。
それをどう理解し、受け入れることができるであろうか。
なかなか難しい問題だ。
だからこそ、自然を身近に感じることはとても大切なのだと思う。
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