支配者と被支配者
人間は、支配者と被支配者に分かれる。
今さらながら、そのことをずっと考えている。
支配者にもならず、被支配者にもならず、生きる世界はあるのだろうか。
例えば、国民主権というけれど、国民は国に支配されているのではないか。
(とはいえ、国民が政治家をクビにする力があるという意味は大きい)
男性によって女性の権利が制限されてきた時代もある。
そういう時代は、男性が女性を支配下に置いていたのではないか。
上司は部下を支配しようとしていないか。
先生は生徒を支配しようとしていないか。
親は子どもを支配しようとしてはいないか。
いろんなレイヤーで支配、被支配の関係が起こりえるような気がする。
それでも、支配者にも被支配者にもならずにいられる世界はあるのだろうか。
僕はどちらにもなりたくない。
大きな気づきは、支配しようとしてくる人に対して、僕はなぜか被支配者という立場に自分を起きがちだということだ。
それはなぜなんだろうなぁ。
(親に支配されてきたというのはあるのかもしれないけれど、それだけでもないようにも思う)
こうずっと文章を書いてきて、自分を知るということをしてきたわけだけれど、けっこう肝の部分のように感じている。
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