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支配しようとする人

国家はなぜ衰退するのか
という本を読んでいる。

まだ読み始めたばかりなのだが、最初に詳細に書いてあるのは、スペイン人がいかに巧妙に南アメリカの先住民を支配していったかということだった。

人間、支配する側と支配される側に分かれる。

僕は、誰かを支配しようなんて気はこれっぽっちも起きないので、支配される側に回ることになるのだろう。
(というかずっと何かに支配され続けているのかもしれない)

今日、仕事で会った前職の社長は、間違いなく支配しようとする側だと思った。

まぁ、口がうまい。
自分の都合の良いように、人を動かそうとしているのがよくわかる。
(というか、わかるようになってきた)

厄介なのは、そこに罪悪感がないところだ。
そういうものがビジネスや人生だと思っているのだろう。

だから弱い奴が悪い、騙される奴が悪い、ということになる。
人生は騙し合いだ(というのが彼の論理なのだろう)。

おそらく、そういう組織は衰退する。
現に、前職の会社はその社長以外いなくなってしまった。

今の僕はフリーランスとして付き合っているけれど、なんだか今日は閉口してしまった。

そろそろ、離れる時期なのかもしれない。
支配しようとする人だとわかったら、そっと離れるのがいいのだと思う。

(妻に言わせると、彼はそういう人だと、ずっと前から思っていたとのこと。。)

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