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気持ちいい朝は朝散歩で迎えよう!


こんにちは、こうちゃんです。


今回紹介したいテーマは「朝散歩」です。


皆さんは朝散歩していますか?


私は朝起きたら家の前を5分ほど歩くようにしています。


実は朝起きてから、1時間以内に15〜30分の散歩をするだけで、セロトニンが活性化し、体内時計がリセットされ、「副交感神経」から「交感神経」への切り替えがうまくいき、自律神経が整えられるのです。


「朝散歩」をすることで、午前中の仕事のパフォーマンスがアップし、睡眠を深くなる効果が得られます。


「朝散歩」は、メンタルにおける最強の健康法なのです。


もう少し、朝散歩のことを詳しくみていきましょう。


1  朝散歩の科学的根拠とは


(1) セロトニンの活性化を促す!


セロトニンは、「朝日を浴びる」「リズム運動」「咀嚼」によって活性化します。朝の散歩は、「朝日を浴びる」「リズム運動」の2つを兼ねているので、セロトニンを十分に活性化することができます。


セロトニンは、覚醒、気分、意欲と関連した脳内物質で、セロトニンが低下すると鬱的になります。セロトニンが活性化すると、清々しい気分となり、意欲がアップし、集中力の高い仕事ができます。


そして、セロトニンを材料に夕方から睡眠物質のメラトニンが作られます、セロトニンが十分に分泌されることで、結果、夜の睡眠が深まるのです。


普通の人でも、仕事が忙しくてストレスフルな生活をしていると、セロトニンを分泌するセロトニン神経が弱まってしまいます。朝散歩によって、毎日、セロトニン神経をしっかり活性化することで、ストレスを受け流し、脳の疲労を回復できます。


( セロトニンは午前中に作られる!)


(2) 体内時計のリセットができる!


人間には体内時計があり、平均24時間10分前後といいます。体内時計をリセットしないと、毎日10分ずつ寝付きの時間が遅くなり、昼夜逆転生活となってしまうのです。


体内時計をもとに、睡眠、覚醒、体温、ホルモン、代謝、循環、細胞分裂などがコントロールされているので、体内時計がずれると、高血圧、糖尿病、がん、睡眠障害、うつ病など、様々な病気の原因になります。


体内時計をリセットするには、太陽の光(2500ルクス以上)を5分浴びるのが効果的なのです。なので、朝散歩を勧めます!


(3)  ビタミンD の生成!


ビタミンD は、カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にするホルモンです。ビタミンD は、非常に欠乏しやすい栄養素として知られ、日本人の8割がビタミンD不足気味で、4割で欠乏しているといわれています。


ビタミンDが欠乏してしまうと、骨粗鬆症になってしまいます。骨粗鬆症になると、ちょっと転んだだけで骨折します。骨折するとしばらく安静が必要なため、一気に筋肉が衰えます。高齢者の場合は、それがきっかけで「要介護」「寝たきり」になる人もいるのです。


ビタミンDは食事から摂取することができますが、必要な量は自分で生成することができます。15〜30分の朝散歩をすれば、1日に必要な量のビタミンDの生成が行われます。


今までのことをまとめると、メンタル疾患のある人から、夜の寝つきが悪い人、仕事でパフォーマンスを上げたい人まで、全ての人に朝散歩がオススメです。


少しでも、身体的・メンタル的に不調がある人は、必ず習慣として取り入れてください。


2  ハードルを下げて習慣化しよう!


朝散歩をするといっても、「朝早くに行わなければならない」ということはありません。最初は無理のない時間に起きて、その時間から朝散歩をすればいいのです。


毎日するのがベストですが、週1〜2回でも、やっただけで効果があります。不定期でも、徐々に朝の目覚めがスッキリと改善していきます。


音楽を聴きながら歩いてもいいでしょう。好きな音楽であれば、寝起きの気分も上がるでしょう。


どうしても歩くのがしんどい場合、ベランダや庭に出て日向ぼっこをすることから始めましょう。そこから、5分の散歩、10分の散歩、15分の散歩・・・、と少しずつハードルを上げていけばいいでしょう。


やればやっただけ効果が出ます。


今回の記事は「朝散歩」について詳しく書きました。


「朝散歩」を生活に取り入れるだけで、清々しい朝を迎えることができます。自分の体調に異変を感じた時には、太陽の光を朝に浴びることをお勧めします。暗い場所にいつもいるのではなく、明るい場所に行きましょう。


朝を気持ちよく迎えるだけで、人生の幸福度は高くなると私は信じています。皆さんにも、気持ちの良い朝を迎えることができることを願っています。


今回の記事は以上になります。ありがとうございました。


参考文献:( 精神科医が教えるストレスフリー超大全 樺沢紫苑 著 )

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