かえで

7年間の不妊治療を経て高齢出産しました。不妊治療のこと、ちょっと変わった息子君(小学5…

かえで

7年間の不妊治療を経て高齢出産しました。不妊治療のこと、ちょっと変わった息子君(小学5年生)のこと、日々雑感等なんとなく綴っていけたらと思います。

最近の記事

『八月は夜のバッティングセンターで。』でカウンセリングをしてみては。

アマゾンプライムで視聴。 面白い切り口のドラマだと、1話目を見て唸りました。 バッティングするひとを見れば抱えている悩みがわかってしまう男、伊藤(仲村トオルさん) バッティングセンターに来る客(なぜか女性ばかり)がゲストの一話完結物語。 ここに登場する悩める女性達の誰かひとりくらいは女性なら感情移入できるのではないかと思います。 個人的には5回に登場する佐藤仁美さん演じる主婦の夫婦問題が身につまされました。まるで自分自身が仲村トオルさんに言われているような……。 極め

    • 人生の選択肢について考えたこと

      私はひとつしか選べない人生だと思う。 基本的に要領が悪くて不器用だ。 でも不器用なりに、一生懸命やってきた。仕事なんか、就職して何年かして「あかん!!向いてない仕事に就いちゃった!!」って悟ったけど。できないところは時間をかけて何とかこなした。何年かして後輩が出来て、こんな自分でも一生懸命やれば先輩にも後輩にもそれなりに認められてやれるんだって自信がついた。職場の人間関係も良好でやりがいらしきものも生まれた。 そうやって積み上げたささやかなキャリアさえ、不妊の壁に阻まれ

      • 子どもの読解力と学習障害について考えたこと

         息子の成長を見ていて、学習障害(LD)があっても、読み聞かせを続けていれば、読解力は身につくのかもしれない、と思ったのことの覚書。 1.息子の特性と学習障害(LD)について  8歳になる我が子は、発達障害的特性があるものの医師の診断はついておらず、いわゆるグレーゾーン。  読み書き障害もあって、現在3年生だが、2年生で習った漢字の読み書きができていない。    小学校入学後の息子の文字習得ペースは以下の通り。  1年生(4月) ⇒ 「ひらがな」「カタカナ」の読み書きが

        • 通勤電車のなかの女装おじさん

          もうずいぶん前のことだが、通勤電車のなかで印象に残っている出来事がある。 私が毎朝乗る電車の車両には、いつも「女装の大柄なおじ様」が乗っていた。彼女(?)と私はいつも同じ駅から同じ車両に乗り込んでいた。 その日もおじ様はきれいにメイクをして紫色のワンピースにハイヒールを履いていた。 地方のJR線とはいえ通勤時間帯はそこそこ混んでいるから、そのおじ様と私はいつも吊革につかまって立っていた。 ある日、私達が乗り込む車両にセーラー服におさげ髪の女子高生が乗り込んできた。彼女は

        『八月は夜のバッティングセンターで。』でカウンセリングをしてみては。

          不妊な日々の回顧録

           29歳で結婚するもなかなか子どもを授からず。未だ見ぬ我が子を求めて・・・・・・まだ「妊活」という言葉がなかった頃に悪戦苦闘した34歳から40歳までの覚書。  私が不妊治療していた期間は2005年から2012年までのおよそ7年間。   子どもが小学3年生になり、育児もそれなりに落ち着いてきた(?)ので治療の経過をざっくりまとめてみた。 1.通院開始までのあれこれ  32歳の時に生理が止まったため、婦人科を受診したものの医師からは「何らかの理由で遅れているだけ」と言われまも

          不妊な日々の回顧録