先の記事で
と書いた。早速やってみる。(以下、引用元のないものは『新明解国語辞典 第八版』である。)
そもそも「サラリーマン」とは
「サラリー」の複合語として記載されていた。
[運用]で自虐的になるしんめいかいくんである。個人的には「サラリーマン」にそんな印象はない。確かに、個人事業主よりは組織に属していた方が安定は保証されやすいだろう。しかし、大企業でも簡単に倒産する世の中である。何かあったときに組織が守ってくれるとも限らない。本当の安定は神話になりつつあるのではないか。
よ〜く考えよう、お金は大事だよ
サラリーマンしんめいかいくんの年齢は不詳である。仮に『新明解国語辞典 初版』が発行された1972年(昭和47年)の生まれだとすると、大卒で入社したのは1994年。元号は平成に変わっている。その頃には手渡しから振り込みに完全に代わっていたと推測される(*2)。もしかすると、先輩から手渡し時代の話を聞いていたのかもしれない。
しんめいかいくんの一日(予想)
サラリーマンしんめいかいくんの朝は早い。
持ち回りでスピーチしないといけない会社もあるようですね。
仕事をする上で避けては通れません。
ちなみに、『三省堂国語辞典』には「報連相」が立項されている。
息抜きも必要だ。
定時で帰れるなんて幻想なんや……。
しんめいかいくんの職場はホワイトなので、残業手当もバッチリ出る。
お疲れ様でした〜!
しんめいかいくんの業務はなんだろう。短絡的だが出版業界に入るということはやはり編集者になりたいのだろうか。
あるいは辞書編纂の関係か。
だが、他の部署も重要だ。
もしも外回りの多い部署なら、この時期は大変だ。
何にせよ水分補給は必ず行なっていただきたい。
しんめいかいくんの休日(妄想)
日々の激務に耐え、待ちに待った休みの日。しんめいかいくんはどう過ごすのか、妄想してみた。
休日出勤の理由は、業務過多、上司からの突然の呼び出し、お客さんの都合などなど。
しんめいかいくんの職場はホワイトなので、休みはしっかり取れる(と思いたい)。
今でもあるのだろうか。
スキルアップのための自己研鑽も欠かさない。だが、ちょっとネガティヴなイメージを持っているようだ。
「机に向かうばかりが勉強じゃない」とあるように、新しい言葉は街に出て見つかることが多いだろう。もちろん、今ではインターネットも活用する必要がある。見つけた言葉は「見坊カード」(*3)にしてストックするのだ。
あとがき&謝辞
テーマを決めて連想ゲームのように言葉を広げていくことは語彙力強化に繋がる。実際、英単語の覚え方の1つとして紹介されたのを見たことがある。また、面白い語釈・用例・例文に出会うこともあり、楽しい。国語辞典が1冊あれば、猛暑の中、外に出ることなく、世界を広げることができる。
golchikiさん、サムネイルイラストお借りしました。
資料
*1 「しゅじょうさいど」と読む。
*2 「レファレンス協同データベース」より
*3 本記事の写真を参照
#猛暑の過ごし方