【NHK連続テレビ小説・ネタバレ感想】朝ドラ『おかえりモネ』NHK 第19週(91回~95回)の最新話あらすじ、内容
この記事は5分で読めます📚 2021/9/27更新しました。
前回の「おかえりモネ」18週目の記事の続きです。
先週は3年後が経過した状態から話がスタートして、モネが逞しくなっていました。今週はモネが気仙沼に戻ることを決意することになるのでしょうか。
10月6日発売のメモリアルブックです。表紙の清原さんが透明感が素敵です。
1.(再記)おかえりモネについて
『おかえりモネ』は、2021年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第104作として、5月17日から放送中の日本のテレビドラマ。安達奈緒子作。
2.第19週「島へ」あらすじ
大型台風が去った直後、気仙沼の百音(清原果耶)の実家近くで竜巻が発生する。家族は無事だったが、龍己(藤 竜也)のカキ棚が大きな被害を受ける。ちょうど東京に来ていた菅波(坂口健太郎)は、結婚について百音と話そうとしていたが、百音は急ぎ故郷に向かう。そして、久しぶりに家族や幼なじみと再会する。一方、菅波はかつて新人時代に診察を担当した元ホルン奏者・宮田(石井正則)と偶然出会う。
3.第91回内容・感想
亀島で発生した竜巻・突風の様子をモネが耕治らに連絡を取ると、家の窓ガラスや襖が壊されているとのこと。ちょうど永浦家に帰ってきた龍己の様子から、耕治らはカキ小屋の被害が大きいことを汲み取る。
コインランドリーで寝ていたモネは、目が覚めると菅波先生がいることに気が付く。「(24歳の)誕生日に合わせてあなたに言いたいことがある」とプロポーズをほのめかし、そのまま流れで「結婚したいと思っている」と告げる。
返事はまだ良いという菅波先生は、登米での地域医療をやめて東京に戻ろうとしていることを話す。モネは「私がこのまま東京にいれば一緒にいられる。。」と考えているところ、すーちゃんからモネに龍己のカキ小屋の被害が大きいとの連絡が電話で入る。
■今週の始まりはさっそく菅波先生のプロポーズからでした。ロジカルに言っても感情のまま言っても「あなた(モネ)とずっと一緒にいたい」と伝わるまっすぐな想いで良かったです。今回の竜巻・突風の被害だけでモネが気仙沼に戻る決め手になるのかは実際なら疑問です。
4.第92回の内容・感想
電話をかけても連絡がないためモネは不安になり焦る。菅波先生は「また、何もできなかったって落ち込むの?今はそんな無力ではないでしょう?」と後押し、モネは気仙沼に終電で向かう。
モネを送り出した後、菅波先生はかつての患者である元ホルン奏者:宮田さんがボイラー修理屋として汐見湯に来ているところに遭遇する。かつては恨んだこともあったが、いまここで生きていることが大事なので感謝していると話す。
亀島についたモネは永浦家で地元の人間や幼馴染らが集まり、早めに引き上げたカキの処理をしているところを目の当たりにする。かつての震災を思い出し(?)物置の陰で涙を流すが、「なんのためにここまで来たの」と自分を奮い立たせ「橋を渡ってきた」とあいさつを交わす。
■モネを後押しするのはいつも菅波先生です。モネにとって菅波先生は良き理解者、パートナーでありますが、菅波先生にとってモネはどうなんでしょうね。また、ラストのシーンでは元気でやっている地元の人々を見てモネが涙を流すシーンが印象的です。元気であることが嬉しかったのか、昔をフラッシュバックしたのか。
5.第93回の内容・感想
みんなに迎え入れてもらえたあと、「私はまだ何もしていない。何をやればいいですか?」とさっそく手伝うことにする。
カキ棚の被害についてモネと龍巳は話し、状況から見るとやはり竜巻ではないかと見解になる。龍巳は「あれくらい本当に大したことないんだよ。しぶといんだから」と言う。
宴会の流れで三生が坊主になることを証明する、といって断髪式をやることになる。幼馴染みらにバリカンで髪を整えられていく。
モネは未知に「私、島に戻ってきても良いかな?」と話す。
■モネの涙は、災害時に昔と違いみんなが行動しているのに自分だけまだ何もしていない感覚になったかと受け取りました。仮にそうだとしても震災と今回の突風では規模が全く違うのでここまでモネが気にかけているのは既に「島に戻りたい」気持ちがあるからかと思います。
6.第94回の内容・感想
「気仙沼で気象の仕事を探す。こっちに帰りい」と話すモネに「なんで私に聞くの?私が嫌だって言ったら止める?」と未知は尋ねる。止めるという返事に未知は私が島にいられなくしちゃったもんね。と口にする。
そうではないというモネに対して、いいよ。二人で気仙沼を島を盛り上げようと答える。少し休むと言い部屋に戻る未知は大粒の涙を流す。
モネは汐見湯に戻ると菅波先生と合流する。宮田さんに会わせたかったということで互いに挨拶を交わす。最近、息子がホルンにハマり自宅で楽器を見つけたことをきっかけに宮田さんはホルンを吹いているとのこと。
■モネの決意はローカルに発生する災害を防ぎたいとのことですが、この想いには共感しずらいですね。部屋に戻った未知の涙は決して和解の涙ではないように思えました。行き場のない思いがあらることが伝わります。
7.第95回の内容・感想
演奏を聴きおわり「音楽ってこんなにも背中を押してくれるものなんですね。私、島に戻ることにします」と菅波先生に話しかける。先生は「結婚は保留だね」と応える。
モネはJテレ気象班メンバー、高村さんに「気象班を辞めさせてください。地元に地域に根差した仕事をしたい」と告げる。社員のままでないと観測データや気象業務に携われないため、できれば会社は辞めるたくないという思いはあるようだ。
再び社内プレゼンで思いを伝えるもビジネスとしては甘いと判断をされる。しかし社長の計らいで、社員のまま地方営業所配属という形で地元へ戻ることを許される。「(2年で)必ず結果を出します」と意気込みを語る。
■「地元の何かの役に立ちたい」という思いはあっても、モネ本人ですらその”何か”が何か全く描けていないため、感情だけで話すモネに対してはついていけないかと思います。どんな”結果”を出すのかも伝わりません。何もないモネに会社が許容するのは物語の都合なのでしょうが違和感を持ってしまいますね。
今週は以上です。地元の竜巻被害を受けて島に戻りたいと強く思うモネが描かれましたが、正直、”何かの役に立ちたい”、”何か貢献したい”だけではコチラは何もわからずモヤモヤする展開でした。未知との関係も和解できていないことをモネ本人が気づいていないことも気になりました。
来週は地元での貢献方法を模索する姿が描かれそうですが、”何か”は早くみつかると良いですね。
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