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【佐野藤三郎氏と鳥屋野潟】


おはようございます!
昨日は新潟市南商工振興会の勉強会へ。



所用があって最後までいられなかったのですが、佐野藤三郎さんについて、学んできました。

講師は篠田昭特別顧問と亀田郷土地改良区理事長の杉本克己さん。

「佐野藤三郎」という名前はよく聞きますし、亀田郷土地改良区において、大活躍された方ということは知っていましたが、詳しくお話を聞いたのは実は初めて。非常に勉強になりました。

32歳で亀田郷土地改良区の理事長に就任すると、今のお金に換算すると2400億円もの借金を返済するために大蔵省へ直談判。

そのあまりの熱心さに大蔵省の信頼を勝ち取り、4.5年で借金を返す筋道をつける。

大蔵省主計局との強い信頼関係を構築し、「農業は亀田郷に学べ」という認識が広がり、大蔵省内にいわゆる「佐野学校」が誕生。主計局農林担当は亀田郷で学習する習慣がついたそうです。

栗ノ木排水機場の増設や親松排水機場の新設も国との信頼関係が後押しとなりました。

そして田中金脈と言われる鳥屋野潟開発でも亀田郷は「鳥屋野潟の湖面はこの地域の農業にとって不可欠」という立場。

「佐野藤三郎」と「田中角栄」の会談では最初は緊張関係もあったようですが、回数を重ねるうちに次第に田中氏の信頼を得て、「鳥屋野潟は君にすべて任せる。条件はない」とまで言わせたとか。

その他、新潟のまちづくりへの貢献、減反政策への反対、新潟の国際化への貢献、環日本海の扉を開く、中国三江平原の開発援助、数え上げればきりがないほどの功績です。

その佐野藤三郎さんの原点は「百姓のとっつぁ」

越後にいがたで活躍した偉人の話は面白い☺もっと詳しく知りたくなりました。
映画や本もたくさんあるので、自分でも調べてみようかな。

過去を知って未来を考えていきたいと思います。

本日はここまで。
それでは本日もよろしくお願い致します!!

#佐野藤三郎
#南商工振興会
#亀田郷土地改良区
#田中角栄
#まちづくり
#農業

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