見出し画像

<人間関係>来年も年賀状を出します!


郵便局に勤める身内に頼まれて、毎年年賀状を買っていましたが
数年前にノルマが撤廃されたため、かなり出す枚数を減らしました。
今年は、宛名書きソフトのサポートが切れるため宛名を手書きにしてみました。

去年までは、自動で印刷していたので、一言手書きを添える人以外は、誰に出したのか把握しないままいただいたのに出してなかったり、ずっと年賀状が来てない人に送り続けていたり、ということがよくわかりました。

今年は、昨年いただいた年賀状を見ながら宛先を書いていると
今年(2022年)で年賀状はやめますという方が複数いらっしゃいました。
「年賀状じまい」をする方が増えているようです。

確かに、ただでさえ忙しい年末に年賀状を作って書く、ってしんどいです。
そこで、私も夏に暑中見舞いを出して、年賀状は今年からやめますとお伝えしようと思っていました。

ところが
今日のFM愛媛「Radiant~幸せのとき~」で砥部病院院長の中城先生のお話しを聞いて
やっぱり来年も出そう!宛名書きだけは早めに書いておこう!と思いました。

リスナーからの質問に答えての中城先生のお話しを全文、書き起こしました。

ウソです、ラジオをiPhoneに聴かせての音声入力です^^;

****************

✉️ラジオネームMaybe Blueさん
  先生、猪井さんこんにちは。
  年賀状を止める方が増えてますね。我が家では毎年家族写真を12月に選ぶのが
  恒例でしたが子供たちも大きくなり今年年賀状をやめました。ちょっぴり寂し
  い気もしますが、年末の忙しい時期に楽になったような気もします。
  先生は年賀状どうされてますか?
🩺  中城院長
  はいありがとうございます。
  年賀状は700枚から800枚は書いて出しとるですね。
🎤 猪井さん
  すごいですね!
🩺  中城院長
  これ大事なことだと思うんですよね。  
  今までずっとつながりのあった方と、もう全然お話も何もしない。
  会うこともない。だけど、その葉書1枚でですねずーっと繋がっとけるって言
  うことはね、非常に大事なことのような気がするんですよ。
  この間ね、うちの病院をずーっと前に辞めた子がまたうちの病院に帰ってきて
  くれたの。
  その時にその子が「先生、どうして私がここに帰ってきたかわかりますか?」
  というけんね「なんでじゃろ?」って言うたらね、「先生が毎年ね、年賀状く
  れたから」って。
🎤 猪井さん
  凄い!
🩺 中城院長
  年賀状1通のことですよ。  
  元気ですかって言って書くような年賀状ですけどね。
  それでね繋がっとるっていう、これがまた人の繋がりにまた戻ってくるって言
  うこともあるわけですから。
  ただね、僕は年賀状はね儀礼的とかなんちゃらかんちゃら言う人もおるかも知
  れんけどその1通でですね、ずーっと繋がっておれってことも有るっていうこ
  の現実を是非知っていただきたいなと思います。
🎤 猪井さん
  写真入りの年賀状、普段はもう疎遠になっていても年賀状で1年に1回、あ、
  今こういう風にご家族といるんだとか、知ることもできるし、向こうもたぶん
  こちらの状況をこういう風に知っているわけで、無くなっていくのも寂しいで
  すね。
🩺 中城院長
  寂しいですね。儀礼的なものはもうやめてもいいかも知れんけど、やっぱりね
  人と人との心が繋がるようなちょっと温かみのあるようなちょっと一筆加える
とかね、そういう年賀状はぜひ続けるべきじゃないかなと思うんですよ。

*****************

そういえば昨秋、職場の元先輩に久しぶりに所用でお電話したことがありました。
ご無沙汰のお詫びと、近況を伝えようとすると、知っとるよ〜
ホノルルマラソン、出たんよね。仕事も頑張ってるね、と。
数年前から、1年間のトピック写真をタイル画像にして、近況を添えて送っていました。
元気そうな様子を見て、嬉しく思っていてくださったとのこと、丁寧に近況を読み、写真も見てくださっていたことも知り、嬉しかったです。

私も儀礼的な年賀状はやめて、会えなくても繋がっていたい人へ、そして相手もそう思ってくださっているだろうなと思える人にだけ来年も年賀状を出したいと思いました。
こちらが出すことで、返信の負担をかけないように、そのあたりにも気をつけながら。

ここまで書いてアップロードした途端に、玄関のチャイムが。
今日は土曜日。
速達封書が届きました。
仕事の繋がりの方ですが、年賀状が戻ったため
封書に戻った年賀状と個人の年賀状を入れて。


こんなにも年賀状を大切に思い、そして今まさに私が思っていた
「会えても会えなくても」
繋がりを大切にするという。

そう、人付き合いは互いに望む人と続ければいいのだとしみじみ思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?