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<読書記録>書籍、Kindle本、オーディオブック それぞれにメリットあり。

最近はKindle本を買うことが多くなってきました。
一番の理由は、溢れかえる本に厳しい目を向ける夫への遠慮です。
本を買って帰るたびに、「200年くらい生きるおつもりか?」とイヤミを言われるので。夫の目につかないタブレットの中に買うことが多くなりました。

また、自著をオーディオブックにしていただいたことで、聴き放題プログラムにも参加しいろいろ聞いているうちに、音声本のメリットも感じています。

もちろん一番好きなのは紙の書籍なので、好きな本は、書籍、Kindle、オーディオブックで持っていたりします。
それぞれにメリットデメリットがあるからです。
どれかがダントツに良いものなら、3種類も入手しないでしょう。


電子書籍


Kindle本は言わずと知れたコンパクトに1枚のタブレット、スマホに収納できて、いつでもどこでも読書ができるというメリットがあります。
ただ、後から探したいところを見つけるのは難しいです。ハイライトをしておいたり、単語で検索したりはできますが、案外時間がかかります。
音声読み上げもできますが、人名や地名、特殊な言葉は読み間違いも多く、内容がわかりにくいときもあります。

オーディオブック


その点、オーディオブックなら、プロの朗読者が読んでいるので、読み間違いはありませんし、聴きやすいように読んでくれているので、内容も入りやすいです。まるでラジオドラマを聴いているように、さまざまな声色で読んでもらえるので、楽しめます。

私の本もプロのアナウンサーさんに読んでもらっていると、自分で書いた文章なのに、それ以上に良く聞こえてきます。


ある本で、「天上天下唯我独尊」という言葉をきいて、えええ!と驚きました。
私がこの言葉を字面では知っていましたが、音声で初めてきいたのは、高校時代の倫理社会の授業。
先生が「てんじょうてんがゆいがどくそん」と言われたので、そのまま覚えていました。
ところが、朗読者は「てんじょうてんげ」と読まれたので、驚いて調べてみるともちろん「てんじょうてんげ」が正しくて驚きました。
幸いなことに、この言葉を人前で言う機会はなかったので(唯我独尊は使うこともありましたが)ほっとしました。
他にも、あれ?と思って自分が勘違いしていたことに気づいたことばもいくつかあります。


オーディオブックはダウンロードしておけば、どこででも聞くことができるので、ジョギングや運転中に耳読ができます。
ただ、あとからお目当ての部分を検索するのは難しいですし、図表などをみる必要があるときは別にダウンロードしておいたものを画面でみなくてはならないので、ながら読書には向かない本もあります。

書籍

紙の書籍は、あとから振り返るときに、大体このあたり、とパッと開いて探すことができますし、電源を入れなくても好きなところをすぐに読み始めることができます。最近紙の本が売れない理由の一つに「お片付けブーム」が影響していると思います。
本は10冊にしました、とか本棚1本分にしました、などという発信を見ると、ああ私の本なんて断捨離の筆頭なんだろうな、と悲しくなります。

ただ、こんな研究もあります。

家庭に本が沢山ある環境

「家庭の本棚にある本の数で子供の能力が左右される」という研究
https://nazology.net/archives/22170

「子どもの時に家庭に紙の本が何冊あったかが一生を左右する」
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/10/ok-11.php

ただ、我が家は夫婦共に大量に紙の本を持っていますが、長男はあまり本を読まず、長女はよく本を読みます。
長男は「本なんか読むと視野が狭くなる」と中学時代から言っていました。
本を読んでああなるほど、と思ったら、そこで視野が限定されるというのです。
その点では夫も、読書なんて好きだからするもので、それで何かが身に付くなんてものじゃない、自分の頭で考えることが大事。
本に頼りすぎると、深い思考ができない、なんて言います。
私はそんなことすら考えず、好きだから、好きな本を読んでいるのですが。

子どもの知能にどの程度影響があったかはわかりませんが、本をよく読む親の方が子供に投げかける語彙数が多いのではないかと思います。

そして、子供には知能というより、豊かな感性で人生を楽しめる人になって欲しいと願います。

拙書 「心のお茶。大切な人へ」

書籍、Kindle版、オーディブル版があります。
今なら3ヶ月無料でオーディブル聴き放題のお試しがありますので、よろしければお聞きください!


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