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高卒支援会PTAだより 2023年6月号

 こんばんわ、Kと申します。
 保護者会ではご挨拶させて頂いておりますがPTA便りではイニシャルにて
 ご容赦願います。
 今年度高卒支援会PTA副会長を務めさせていただきます。PTA便りを会長と交互で書かせていただく予定です。どうぞよろしくお願い致します。自己紹介が書いていくうちに恥ずかしながらどんどん長くなってしまったので最後につけさせて頂きました。

1.6月保護者会模様

●Good & New !
 ・息子さんが意を決してカナダ留学。最高の笑顔の写真の数々が嬉しい。
  1年半前には考えられない。
 ・不登校だったが教室に通えるように。細い体が少しずつ太くなってきた。
 ・アルバイトを開始。前回のバイトが4ヶ月ほどでフェードアウト。
  ゆっくり見守りたい。
 ・引きこもりから教室に通い出したことで昼間家に子供がいなくなり、
  家族の精神的な苦しさ、気持ち的に大きく変わった。
 ・5月半ばから週1程度午後通学を開始することができた!
 ・大倉先生、35歳のお誕生日おめでとう御座います!

●6月の活動報告
・カナダ留学の見送りで成田山まで。生徒と先生で美味しい鰻を一緒に。躊躇する先生の隣で生徒さんが4千円の鰻を頼んでいたそうです!
・マイク先生による英会話の授業が再開。卒業生の武蔵野美大の生徒さんによる美術授業開始。リンゴの絵をみんなで描写。とっても上手だったそうです。
・カナダ留学:1週間経過。気候もよくみんなのいい写真が送られてきている。

●保護者座談会:不登校、引きこもりワークショップ
保護者からの質問にたいして他の保護者さん、先生方と意見交換を行いました。
1.高校卒業後の進路
・通信制高校の大学進学率の平均はデータ上は20−30%。高卒支援会は70%と非常に高い。少人数なのでケアが行き届く等が要因の一つ。ただ大学に進学することだけを絶対視していない。勉強が嫌であれば就職。ただし社会貢献できる人間に育成することが方針でありニートにはさせない。アルバイトを推奨している。自衛隊も色々な資格(簿記、大型運転免許、衛生士など)が取れるメリットがある。
・進路は子ども自身が決めることが大事(保護者)
・アルバイトはお金をもらえることもあり自信がつく。

2.スマホとの距離感
これは私が質問させて頂いたのですが大半の方が悩んでいる様子でした。
以下保護者、杉浦会長、竹村理事長からのコメントになります。
・制限しても抜け道を見つけるのであまり意味がない。ペアレンタルコントロールも外している。課金はNG(高校生保護者)。
・高卒支援会に通うことで自分でだいぶ管理できるようになってきた。
・便利で新しいものはどんどん使わせたらいい。ただ、ネットリテラシーをしっかりと教えないとだめ。
・スマホを与えるタイミングはケースbyケース。早すぎても、遅くてもNGとなったケースあり。

 2.我が家のこれまでの歩み(自己紹介)

 今回改めてどんな感じで現在に至っているのかLINEを元に振り返ってみました。我が家は改善?現在絶賛進行中で成功事例からは程遠いですが、現在悩まれている、特に不登校初期段階の方には一気に状態が悪化して加速する恐ろしさを知っていただく意味で何かのご参考になれば幸いです。

 息子は現在高3です。中高一貫のいわゆる進学校に高校から入学しました。
 小中は公立で不登校等とは一切無縁でした。

・2022年8月末まで
 高2の2022年8月まで高校は時折遅刻はしながらも通えており、部活も夏までは出席。我々親との会話は高校入学後いつからかは定かではないですが段々となくなって行きましたが、夏まではなんとか夕食のテーブルにはついておりました。
反抗期と捉えておりました。

・9月
 2学期開始と共に不登校に。1日も通わなくなる。理由は分かりません。何度か部屋に入り声をかけたりするも無反応。暫く様子を見るが一向に改善なく、その間スマホの使いすぎや生活態度を注意したりなどで親子関係は更に悪化。
 高校のカウンセラーに相談、様子を見るようにとのアドバイス。

・10月
 状態は全く改善せず、地域のカウンセラーや本も数冊出している民間カウンセラーに相談や1日がかりの研修等を受ける。いずれも息子本人への直接の働きかけではなく、親のガス抜き、親の気持ちを楽にする様な中身。
 その間、息子は食事も一切家族とは取らなくなり、真夜中に冷蔵庫を漁って食べる、親と顔を合わせる時間帯は部屋に完全に引きこもる様になる。
部屋から出るのはトイレと時折深夜にコンビニに出かける程度。
高校の友人が2度迎えに来てくれるが寝たふりをして出ない。
真っ暗な部屋のベッド上で布団をかぶって一日中スマホ。
体も痩せ細っていく。部屋はお菓子や食べ物の袋でひどい状態に。。。
空いた牛乳パックが20個ほどあり、臭い。。。

・11月
 書籍も出している都内の全寮制フリースクールを見学にいく。金髪の元ヤンキーの寮長だったが、もうここに頼るしかない、これ以上悪くなり様がない、と私は入寮に大分心が傾く。
 妻はしっくりこなかった様で引き続き色々探し回り、高卒支援会に巡り合う。
 私も妻から渡された杉浦会長の本2冊を一気に読む。

・12月
 12月8日、初めて息子抜きで妻と二人で根本先生と面談。
 根本先生が数日後に自宅に訪問。
 誰とも話を拒否していた息子がなんと扉を開けて、しかも部屋中のゴミをクローゼットに押し込み、椅子まで根本先生に準備してわずかながら話をした事を聞き、驚愕。
 中旬に再度根本先生が自宅に来られて息子に現在の高校をどうするか聞いて頂いた結果、今の高校には戻りたくない、通信制に通う、という事を我々は間接的に聞き、転学を決意。
 根本先生から2学期丸々学校に行っていないので留年が決定しているかもしれないと言われて大慌てで高校に確認、何とか留年は免れるようにして頂き、妻が大急ぎで転学に必要な書類を準備。通信制高校に留年せずに転学できるギリギリのタイミングで12月末滑り込みで書類提出、何とか転学。

・23年1月
 5日、初めて水道橋教室に通学。
当初は全く一人では通えず、根本先生にお迎えに来て頂き渋々出て行き始める。
生活は変わらず昼夜逆転。インターンの子と行くことものあるものの中々一人では行けない。教室に行けない日も根本先生が電話をくれて息子とコンタクトを継続いただく。

・2月
 スキー合宿の当日朝も早起きしてシャワーを浴びており一安心したのも束の間。家を出ないといけない時間になっても出てこなくなり声がけするも無反応。
結局夕方にインターンの方にお迎えに来ていただき新潟のスキー場まで連れて行っていただく羽目に。竹村理事長始め先生方にも待っていて頂き、22時過ぎにホテル到着。
 以降も学校はほとんど行けず。
毎朝、教室に行くことを期待して、がっかりする、を繰り返す。
教室に通えた日も結局両親と顔を合わせたくないため、深夜に冷蔵庫を漁るなど家庭での生活は改善の兆しなし。

・3月〜
 根本先生より親と離れて暮らした方がいいかもしれないと言われる。我々も学生マンションに一人暮らしさせるなど考え始めていたが、私から都内の祖父母の家はどうかと提案したところ、教室に連れていく途中で息子の意志を確認、
「Wi-Fiさえあれば」との返事。
すぐに83歳の祖母に頭を下げ、3日後の3月下旬に根本先生が教室から直接祖父母の家に連れて行って頂き、居候生活開始。
祖父母の家では部屋も綺麗に、食事も祖父母と朝夕毎食残さず食べる、という生活に。学校も徐々に一人で行き始める。環境を変えたことによる効果に驚く。
家を出た3月下旬から病欠等を除きほぼ毎日通学、イベントも参加。3食しっかりと取ることで体重も戻る。5月から大学受験に向けて塾にも通い始める(全く勉強していないようですが)。
最悪の引きこもりからは脱した様子。

長くなりましたが、まだまだ改善途上で親との会話も一切ない状態が続いており、他の皆さんの様な成功事例には程遠いですが、先が全く見えない最悪の状態からここまで来れたのは間違いなく杉浦会長、竹村理事長、大倉先生、鬼頭先生、インターン、クラスの皆さん、高卒支援会のお陰です。
特にずっと息子と我々に寄り添い続けてくれている根本先生には感謝しかありません。これから大学に行くのか、就職するのかは息子が自分で決めること。
健康で自律した生活が送れ、社会に貢献ができること、これ以上の願いはありません。

 以上、我が家のこれまでの歩みとなります。

 もし今引きこもりで悩まれている方がいれば、自分たちでの解決は難しいので1日も早く高卒支援会にご相談されることが本当に大事だと思います。毎月開催の保護者会に来ていただくのも雰囲気が分かりますし、まだ保護者会の会場にいらしたことのない方がいらっしゃいましたら、是非ご参加頂ければと思います!

以上となりますが、保護者の皆さま、一年間どうぞよろしくお願いいたします!

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