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忙しい日々の受け止め方

NPO法人グローアップは、自分たちの「やりたいこと」をカタチにしながら、まちづくりを楽しむ企業です。

子育て中のママも、仕事を楽しむ人も、「自分らしい生き方」を目指して日々奮闘しています。

時にまわりに振り回され、時に話が脱線し、いろんな「自分」と向き合っていく物語には、家族・地域・企業がつながる秘密が隠されているのでした。

◆ 夏休み明けは、忙しさから始まる

「今年の運動会は、開催できるかわかりません」

度重なる緊急事態宣言で、子どもの学校行事は振り回されっぱなし。学校からの連絡が入るたび、ママたちの「頭の中の方程式」が狂います。

「先生たちもどう対応していいかわからないのもわかるけど、子どもの『一年』って大きいのよね」

大人のようにまた来年がんばればいいというわけにはいかないから、我が子が不憫に思えてしまいます。

夏休み明けは、グローアップの子育て広場も再開。ママたちの「休日」は一気に少なくなります。

・平日は仕事をしながら家事や育児のルーティーン
・土日は子どもの休みに合わせて家族イベント
・学校からのお便りやお知らせも読まないと
・地域の秋のイベントの準備もそろそろ……

一つひとつの予定は少しでも、溜まってくると「考える作業」が億劫になります。

「……はあ、もっと自分の時間がほしい」

自分だけではどうにもならないことに時間を取られてしまうことが、ママたちにはたくさんあるのでした。

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◆ 今月は、何をがんばろうと思ったんだっけ?

ほんの少し、仕事が早く片付いて時間が空いたタイミングで、先月の「メンテナス(一ヶ月の振り返り)」を思い出したママがいました。

「手帳にメモしてたことは……」

見るとそこには、先月振り返った時に気付いた知恵が散りばめられていました。

・体調管理に気を配る
・何か小さなことでいいから試してみる
・自分のことにも時間をかけてあげる

お互いの動きを共有できていることも、グローアップの強みの一つです。
「ほんとはどうしたいんだっけ?」
「何か工夫してることはある?」
「疲れてそうだけど大丈夫?」

仕事の合間を縫って、誰かが誰かに声をかけることでカバーしあう雰囲気ができていました。

「この前、手相を見てもらったら、なんか珍しかったらしい」
「ゴミ拾いのアプリ、すごいよかったよ!」
「家の壁紙がまだ張り替えられてなくて……」

たまに脱線しながら、いろんな会話を交わすことで、忙しさを乗り越える気持ちが高まっているのかもしれません。

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◆ 諦めることで、活路が見えてくる

掃除が進まない、休日の洗濯物が多い、自分の時間が取れない……もちろん物理的に難しいこともあります。

ママに課せられた「ルーティーン」は、世間で思われている以上にたくさんあるものです。多くの女性が、結婚や出産を経験して初めて気付く負担があります。

まちづくりを中心に、子育てや働き方をサポートしてきたグローアップだからこそ、忙しさを乗り越える知恵や自信が込められています。

「悩むのも疲れるし、楽しく諦めたっていいじゃない」
「一時間だけ、って区切って自分の世界に没頭するのも大切ね」
「きっと問題が起きてから考えても大丈夫、まずやってみましょう」

一人では「こんな自分でいいのかな」と思ってしまいそうなことも、先輩ママに背中を押してもらえたら安心できるもの。広場にやってくる子育て中のお母さんたちに寄り添いながら、スタッフ同士もお互い支えあっているのでした。

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◆ 意図して過ごすことの楽しさ

忙しいからといって、楽しめないわけではありません。予定を計画的にこなすばかりが仕事や人生ではありません。

時に忙しさに飲み込まれ、時に周りの人に振り回され、それでも「自分」を見失わずにいること。充実した生き方や働き方は、そんな「意志」に宿っているのかもしれません。

身近な人を頼ってもいい。
試しにやってみて失敗してもいい。
無理なものは思い切って諦めてもいい。
それからどうするか、自分たちで考えればいい。

どんなに忙しかったり、気持ちに余裕がなかったりしても、

整えて、終えて、次へ。

グローアップのママたちの物語は続きます。
(To be continued...)

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☆グローアップでは、一緒に働きたい仲間を募集しています。
(まちづくりに関心がある人はぜひWebページよりお問い合わせください)




サポートがあると、自信と意欲にますます火がつきます。物語も人生も、一緒に楽しんでくださって、ありがとうございます。