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オーガニックの野菜を探していた方にCoCo壱を紹介したらめちゃくちゃ喜ばれたらしい。なぜか

10年くらい前、友達が体験した話。

八百屋でバイトしていた友人がいました。
その友人がバイト始めたての頃に、70歳くらいの女性が買い物にきたらしいです。

その女性はオーガニック野菜を探していたようですが、その当時の友人はオーガニックというのがよくわからず、その八百屋では特に取り扱ってなかったので、素直にないと言ったらとても困った顔をしたようです。

よくよく聞いてみると、その女性は単純にカレーを作りたかっただけのようでした。
詳しく聞くと、その女性はカレーをほとんど食べたことがないらしく、テレビでオーガニック野菜を使ったカレーを見たら食べたくなり、自分でも作ってみようと思ったようです。

で、テレビで見たままのカレーを作るには『オーガニック野菜を買わないと!』となり、この八百屋にやってきたということでした。

世話焼きの友人は、『それならこの近くにCoCo壱があるからそこでカレーを食べよう!』と言って女性をCoCo壱に連れて行き、その時はレギュラーメニューだったグランドマザーカレーをご馳走しました。
すると女性はその美味しさに偉く感動し、めちゃくちゃ喜んでくれたとのことでした。

-- 🍛 --

もし顧客に、彼らの望むものを聞いていたら、
彼らは「もっと速い馬が欲しい」と答えていただろう。

ヘンリー・フォードの言葉ですが、よくカスタマーサクセス系でよく聞きます。
お客さんが本当に欲しいものはお客さんは知らないので、お客さんが何を求めているのかをしっかりと聞く必要があるよな、と常々思っているのですが、その度に上記の友人の体験を思い出します。

食べたくなったのですが、もしかしてもう終了した…?


読んでいただきありがとうございます。