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フィードバックをする時・受ける時に気を付けていること

日々の業務の中で、フィードバックする/されることはほぼ毎日のようにあります。
改めて考えると、フィードバックは、成長と改善のための重要な機会だなと思い、フィードバックしてくれるチームメイトに感謝です。

とはいえ、意識しないとフィードバックが嫌なもの・しずらいものになってしまうな〜とも思っています。
せっかくの機会を、このような感情で塞いでしまうのはもったいないなと思い、私が普段フィードバックをする時・受ける時に気にしている心構えを整理しようと思います。
このnoteで、フィードバックスキルを向上させるヒントになれば嬉しいです。


フィードバックをする時に気を付けていること

背景を説明する

フィードバックで最も重要なのは、背景をしっかり説明することです。
ただ「ここを直してください」と言うだけでは、単なる作業指示になってしまいます。なぜその修正が必要なのか、どのような目的があるのかを一緒に伝えることで、相手も納得し、意義を理解して行動できます。

具体的にどうすべきかを伝える

「ここを直したいんですよ、後はよしなにやっておいてください」という曖昧な指示は避けるべきです。
フィードバックをする以上、具体的にどうしてほしいのかを明確に伝えることが大切です。
もし自分が確信を持っていない場合でも、「私は〇〇のように直すともっと良くなると思うけど、どう?」と問いかけるのがオススメです。
質問することで、建設的な議論を引き出し、お互いに納得したアウトプットが出せます。

誰が得をするのかを伝える

修正のメリットを具体的に伝えることも重要です。例えば、以下のように説明します。

  • 修正によって内容がわかりやすくなり、お客様からの問い合わせが減る

  • 同様の問題を抱える他の人々が、この修正によって助かる

「この修正をすることでこんなにメリットがあるんだ!」と意識し、修正の結果生まれる利益を強調することで、フィードバックが受け入れやすくなります。

フィードバックを受ける時に気を付けていること

最後まで聞く

特にミーティングなどでフィードバックを受ける際は、相手の話を最後まで聞くように心がけています。途中で遮らず、しっかりと聞きながらメモを取ります。気になった点は後で質問し、内容を深めます。
「いや、それは違くてですね...」と言いたい気持ちをグッと堪えましょう。
大切なのは言い負かすことではなく、良いアウトプットを出すことです。

フィードバックはすべて対応する

フィードバックを受けると、「この修正は本当に必要なのだろうか?」と感じることもあります。しかし、一旦受けたフィードバックは、すべて対応するようにしています。
「ここ直した方が良いかもな」と言われたとしても、素直に聞かずに「締め切りが近い」や「ここまでのが無駄になる」などの感情が出てきで、修正するのが嫌になる気持ちがあります。
わかります、とてもわかりますが、一旦すべての意見をありがたく受け入れます。
もちろん納得のいかないフィードバックもあるので、その時は議論が必要です。その場合は以下に続く。

背景を聞く

納得できないフィードバックや、解決方法だけが提示される場合でも、そのフィードバックがなぜ必要なのかを確認します。背景を理解することで、より良い解決方法が見つかるかもしれません。作業をこなすだけでなく、根本的な解決を目指す姿勢が大切です。
議論の結果「なるほど、そう言う意味だったのか、だったら直した方が良いな」と思うことが私の経験上は多く、結論良いアウトプットができます。

まとめ

以上、私が気を付けていることをまとめました。初めから100点のものを作ることは不可能なので、フィードバックは不可欠だと考えています。
そのため、フィードバックでない・しにくい文化は良くないです。フィードバックすることが当たり前の文化にすることが大事です。そのために何ができるかを考え、フィードバックしやすい環境を整えていきたいと思っています。

とはいえ、私もまだまだ勉強中です。皆さんはどんなことに気を付けていますか?コメントやXなどで教えていただけると、とても嬉しいです。


長女が将棋を覚え出した。すぐ上手くなってすぐ負けちゃうんだろうな。


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