TO DOリストに追われない時間の使い方とは?
日々の仕事の中で、本当にやりたいことやクリエイティブなことに時間を注ぐことは、仕事の成果を上げる上でも、人生を充実させる上でもとても大切なことです。
本当にやりたいことに少しでも専念できるようになるにはどうしたら良いでしょうか?
6つの観点からお話しさせていただきます。
① 捻出した時間でやりたいことを明確にする
自由な時間を捻出する意味は、そこでやりたいことをしたり、クリエイティブなことをするためです。しかし、それがないがために、せっかくの時間を捻出できても、目の前にあるTO DOリストをついやってしまいがちです。
ですから、やるべきことの他に、やりたいこと、捻出した時間で自分にとって本当にやりたいことをまずは考えることからスタートしましょう。あれやろうかな、これやろうなと色々出てきた場合には、やる際には一つに絞ってやってみましょう。時間も限られているため、エネルギーを分散させずにやりたいことにエネルギーを1点集中させる意識を持つことが大切です。
② 時間が足りないと焦らないようにする
まずは、一度、ゴールからの逆算をして大まかなスケジュールを意識してみます。そして、本当に時間がなかったら、そもそも終わりなわけで、冷静に考えれば時間はあるわけです。
問題なのは必要以上に時間がないと過敏になり過ぎているのが問題で、その焦りが、どんどんイライラを増幅させたり、作業が思うように捗らない状態を引き起こしているのです。
本当は時間はあるのですから、あなたは時間を所有しているのです。それをちょっとした無駄なことや意味のないことに時間を費やしていしまって、あなたの本来やりたいことに費やすための時間を捨てないでください。
③シングルタスクで集中する
一つの作業にフォーカスする頃で、集中力が上がり、より短い時間で成果を出すことができるようになります。このときに大切なことは、「あの仕事をまだ手につけてなかったな」とか、「メールが来たから今返そう」とか考えないことです。シングルタスクで迷いなく集中することで、より多くの自由な時間を生み出しましょう。
④他人がどう思うかなど知ったことではないと腹を括る
自分がやってる仕事が周囲からどう思われるのかなど気にし始めると、仕事がなかなか前にすすみませんし、自分が何をやりたいのかという気持ちもだんだんとわからなくなってしまいます。
他人の気持ちに意識がいき過ぎて、自分自身の気持ちへ意識がいかなくなり、自分の気持ちに疎くなってしまってはいけません。
自分の仕事や人生は、自分の責任なんだと腹をくくり、周囲からの意識など思い切って捨て去ってください。決して死にはしません。
そうすると、迷いがなくなることで、想像以上に自由な時間が増えたと感じることできるでしょう。
⑤自分の代わりに動いてもらう策を考える
自分でやることと他人にお願いすることを明確にすることはできているでしょうか?一度やったことやできることは、どんどん任せるようにしましょう。自分ができるを上手く任せて、手放すことが自分の本来の時間を手に入れる近道なのです。
人に任せること以外にも自分の代わりに動いてもらう方法もあります。このブログもそうです。文章を上手く書くことができ、知ってもらえれば、好きな時間に多くの人に読んでもらうことができ、私自身や私の考えを知ってもらうことができます。同じよう、オンラインコンテンツなどにして、モノやシステムに動いてもらうアプローチも検討してみてください。
このようなアプローチが少しずつできるようになってくると、あなたの時間はだんだんと増えていきます。大切なことは、「本当に自分がやるべきこと何か?本当に自分がやりたいことは何か?」見極めることです。
⑥ゴールからの逆算によるリサーチを駆使する
時間を捻出し、クリエイティブな活動の時間を増やすためには、リサーチの仕方が求められます。ゴールを達成するための必要な全てのステップにおいて情報収集をすることが必要です。このリサーチは隙間時間に行います。
例えば、企画案を作る際に、企画を立案するためのリサーチだけでなく、企画立案の前段階でやっておくためのリサーチや、企画立案後の実施にあたってのリサーチをすることで、より実行可能な企画案になるということです。
つまり、あなたのやろうとしていることの前工程や後工程を含めてリサーチが必要ということです。なぜならば、十分なリサーチをせずに行動をするとその行動が的を外してしまい、結果として不効率になることがあるからです。
上手くリサーチして仕事をしていくことで、最短ルートであなたの時間を生み出すことができるようになるでしょう。
まとめ
環境変化が大きな時代において、日々の時間を生活を安定させるために時間を使うことはとても大切なことでしょう。しかし、それだけでなく、本当にやりたいことや、やってみたいことに少しでもいいから時間を注ぎたいと思う気持ちもあるのではないかと思います。
私は、その気持ちはとても大切なものだと考えています。日々の仕事をする中で、時間の考え方や時間のマネジメントの方法を身につけ、自由な時間を生み出し、ぜひ、あなたの思いを行動に移してみてください。
「時間とはかぎりあるもの」です。大切な時間を大切なことに使っていきましょう。きっとあなたならできるはずですよ。
講師ビジョン株式会社
島村 公俊
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