島村公俊 / 研修講師
メンバーのアイディアをつい否定してしまってないか?
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メンバーのアイディアをつい否定してしまってないか?

島村公俊 / 研修講師

あなたはチームのメンバーに自分の意見を受け入れてほしいと思ったことはありますか?また、チームのメンバーに忠実にしたがって欲しいと思ったことはありますか?

 上記の回答がイエスだった場合、あなたは自分の意見や存在を大事にしたいと強く思い、かつ、メンバーにもそれを強く願うタイプと言えます。

このため、メンバーからの発案があった場合、自身の大切なものを否定される感じがし、自身の感情がザワつき、その提案を否定しまうことがあるのです。

 では、どのような対応が望ましいのでしょうか。まずは、提案内容は一旦全て傾聴し、受け入れてください。その提案を採用するかどうかではなく、提案をしてくれたことに対して感謝するという意味です。そして、ぜひ検討させて欲しいと伝えてください。決して、否定してはいけません。

なぜ、否定してはいけないのでしょうか?否定しまうと、あなたによい意見が入ってこなくなってしまうからです。あなたにとって耳が痛い情報も、良い情報も含めて、受け入れようする揺るがない強い気持ちが大切です。それにより、相手は、ひとまず自分の話を聞いてくれたと感じ、仮に採用されなくてもまた提案してみようと思うのです。ぜひ、否定せず、まずはポジティブに受け入れてください。

<ワンポイント>
カウンセリングの大家と呼ばれるアメリカの心理学者カール・ロジャーズは、「積極的傾聴」というスタイルを確立し、その中で、ロジャーズの3原則で傾聴力を発揮するための3つの要素を述べています。
1.自己一致(congruence)
2.共感的理解(empathic understanding)
3.無条件の肯定的配慮(unconditional positive regard)
ここではこの3点目を問うています。「メンバーの言葉をいったん全て受け入れる」という意味です。一旦、相手の提案や意見を受け入れることで、相手が伝えたいと思っていた思いが和らぎます。是非、肯定的な関心を持ってメンバーの話を聞いてください。

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島村公俊 / 研修講師
島村公俊 講師ビジョン(株)代表取締役/早稲田大学非常勤講師/行動変容を促す研修デザイン論・自分を動かす質問の研究/新刊『10秒で新人を伸ばす質問術』/著書『研修開発入門「研修転移」の理論と実践』https://koushi-vision.co.jp/