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国史跡 加茂遺跡と鴨神社

秋天の日 JR川西池田駅近くの旧石器時代から平安時代の国史跡加茂遺跡を散策しました。
阪神間では、近くの伊丹空港近くに田能遺跡、芦屋市には会下山遺跡が残され見学しているので弥生時代を思い浮かべつつ散策しました。
この地は、猪名川沿いの沖積平野を見下ろす標高40メートルの台地の突端部に位置しています。現代はほとんど鴨神社の境内と住宅地となり弥生時代の遺跡は全く存在しない。

鴨神社

延喜式内社で鴨神社は京都の上鴨神社と同じ別雷命をおお祀りしているとされているが、神社の起源については記録は残されていない。というだが、お参りの際、神主さんに起源について質問すると古代の豪族、葛城族と鴨族の神を祀る神社だと説明を受けたが神社の波源は古いことが理解できた。

川西市文化財記念館

弥生時代中期には東西800メートル南北400メートルの大規模集落に発展していた。遺跡東部は環濠集落中心居住地で、西部は環濠外居住地と墓地で構成されていた。現在は竪穴式住居等の遺構は確認できないが、鴨神社西方300メートルの位置に川西市文化財資料館があり館内で、出土品や竪穴式住居、戦いの場のジオラマ等で2000数百万年のジオラマが展示され面影が偲ぶ事ができる。


石座と修祓所 神仏混合時代のお祓いを受ける祈りの場

天候にも恵まれて古代日本の面影を探し散策できた一日でした。



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