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生きてるんじゃねぇ。死んでないだけ。

選んでるんじゃない。ただ流されているだけ。

進んでいるんじゃない。ただ止まっているだけ。

笑ってるんじゃない。ただ怖いだけ。

生きてるんじゃねぇ。死んでないだけ


こんな生き方はロボットと同じだ。
見た目が人間なだけで人造人間だ。

きっと気付いてないだけで操られているのだろう。
燃料はない。機械だ。心もない。ガラクタだ。

この世にいる多くの人造人間はこんな感じのくせに人にケチばかりつけやがる。
あたかも自分は人間かの様に振る舞いやがる。

周りにただ流されているだけの癖に、自分で選択した気でいる。
自分は流されてるだけなのに人の勇気を持った選択には高みの見物か。
俺はこう思うよ。それはどうなん?ミスをした時にはだから言ったのに。と
大して自分は何もできない癖に人の事だけは一丁前に。
勇気が出ないから自分はぬるま湯に浸かり、自分が正解かの様に振舞う。

ただ止まっているだけの癖に、前に進んでいると言う。
本音を隠して、失敗を恐れ、誰にも嫌われない様にと誰かの決めた正解を求める。
それは自由ではない。追い抜かれている事に気付いてすらいない。
背中を見て、ただそこに留まりそっちは違うぞとだけ言っている。
正解なんて無い。道なんてそもそも存在しない。作っていくしかない。


本当はただ怖いだけの癖に、自分は笑っていると言う。
それは仮面を被っているだけだ。決して笑ってなどいない。
鏡を見てみろ。水面に映る自分をみろ。本心に問いかけてみろ。
本当に本心で笑えているか?
仮面を取っ払い、嘘で固めた鎧を脱ぎ捨て、勇気という剣を持ち殻を突き破れ。


死んでないだけの癖に、自信満々に生きてると叫ぶ。
ただ波に揺られているだけ。流されているだけ。本当は何もしていない。
泳ぎ切れるか分からないから社会という海にただゆらゆらと、周りの目という荒波に流される。
気付いた時には遥か遠くまで流される。
気が付いた時には本心すらも忘れている。


人間はいずれ必ず死ぬ。生きる意味も分からないが死は必ずやってくる。
いつやってくるかも分からない。だからこそ見つけていくしかない。

ある日あなたの所に死神がやってくる。
神様が愛想を尽かしたらしい。全力で生きようとしないあなたに。
時間だ行くぞと。死神があなたに言う。
あなたは必死に抗議する。
急すぎる。待ってくれ。あと一週間だけでも猶予を下さいと。
すると死神はこう答える。


「これまでお前には一年だけでも五十二週もあげた筈だ。
 それ以前も十分な時間は与えている。これまで何をしてきた?」


あなたは答える。
「私は注意を払わなかった。大切だと思わなかったんです」と。

きっと誰しもがこう答える。当たり前だ。
運命には逆らえない。変えられない物は変えられない。
死は必ずやってくるし考えをもたらしてくれる。
しかし考えながら生きている人はいない。
それは明日やってくるかも知れないのに。

バカバカしいと思う人は大切な人を亡くした事があるだろうか。
その人がどれだけ泣いても嘆いてもこれ以上は生きられない。
その順番がたまたまあなたではなかっただけだ。
生きたくても生きられない。悔しいだろう。
本気で生きたい人が本心で生きてないあなたを見たらどう思うだろうか。
きっとあなたの目を見てこう言ってくる。

「お前のその命を私によこせと。」

あなたの大切な人がこれを言ってきたら?
あなたがあと一週間の命だとしたら?
あなたの大切な人が明日死ぬとしたら?
もう手遅れな状況になってたら?

何気ない日常に感謝するだろう。
あらゆるものに関心を寄せるだろう。
ありがとうと何度も伝えるだろう。
誰かの為にと何かを残そうとするだろう。
最後はと勇気を持ち前に進むだろう。

生きるのは何よりも過酷な事なのかも知れない。
それでも生きる意味を自分の手で探していくしかない。
何が正解かも道なんて物も分からない。
しかしそもそも正解も道なんて物も存在していないのかも知れない。
いつくるか分からないその時の為に今ここを全力で生きるしか方法はない。

体育会でもそうだ。
いつ怪我して引退するかも分からない。コロナで全国大会すらなくなった。
今すぐに気付くべきだ。他人事ではない。必ずやってくる。
最後の年になってから?引退が決まってから?
そんな状況になってから言い出してももう遅いだろう。
だからこそ常に前を向いて全力で進んでいくしかない。


人生は何なのか分からないし自分で意味付けして行くしかないのだと思う。
生まれた瞬間にひっくり返された砂時計かも知れない。
今にも消えそうな火を保っているロウソクなのかも知れない。
死というゴールに向かうマラソンの様なものなのかも知れない。

何にせよ戻る事はできない。
人造人間ではない俺は人間だ。
心に火を灯し志を持ち自分で進んでいくしかない。
当たり前の日常に感謝しよう。
やろうと思ったらやろう。やりきろう。勇気を持とう。
人の愚痴を言うのではなく覚悟を持ち前に進もう。

この道は二度と通らない道なのだから。


明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。
〜 マハトマ・ガンディー 〜

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