現実とアニメの区別がつかずに犯した過去の罪
さかのぼること20年以上前に犯した過去の罪について時効と思われるので、ここで告白します。
子供のころ、かめはめ波の練習をしたことがある人は多いと思います。
少なくとも男性なら95%以上はあるのではないでしょうか。
当然、かめはめ派を撃つことはできません。
なぜならあれは、漫画の世界で考えられた気という概念で現実世界の人間は気を放つことはできないからです。(※1)
世界で一番無駄なbecauseを展開したところで本題(罪の告白)に入ります。
かめはめ波のように大人からしたら、何を馬鹿なと思うことも本気で信じていた方もいると思います。
少なくとも筆者はそうでした。
アニメ:ドラゴンボールZの241話で悟天とトランクス、ピッコロ達が敵であるバビディに指名手配されます。
こいつらの居場所を教えないと魔人ブウが地球人を皆殺しにするという脅し文句をつけて。
アニメの中で実際に魔人ブウが殺戮を繰り広げるショッキングな場面もあり、当時、小学校低学年だった筆者は恐怖に震え上がりました。
そしてバビディは、目を閉じて呼びかけるだけで直接会話できるから情報を持ってる奴は教えてくれと言いました。
すると早速、天下一武道会の会場の運営員が彼らの名前をバビディ達に伝えました。
しかし、「名前だけじゃ意味ないわ、ぼけが!」とあえなく頭を吹っ飛ばされてしまいます。
怖い、まじで怖い
本気で怖がる中、バビディは
「5日以内に地球人を皆殺しにする。次は君のとこに行くかもしれない」
という言葉と共にカメラ目線でこう言いました。
「みんなも情報持ってたら教えてね」
筆者は目を閉じてバビディに呼びかけてこうつぶやきました。
「ピッコロ達は天界にいます!」
正しい情報を伝えれば助かる保証があるかはわからない。
そもそも天界ってだけで伝わるんか?
もっと詳しく道案内を求められたら?
カリン塔のさらに上ですまでしか道案内できんけど大丈夫か?
とパニックと冷静の狭間で、クラスで算数のテスト1位の頭脳をフル回転させてバビディにピッコロ達の居場所をチクりました。
これで助かるかもしれない…!
結論からいうと、バビディからの反応はありませんでした。
なぜなら、※1繰り返し
それ以降、恐怖のあまりドラゴンボールZは見なくなりました。
(時間が経ってから漫画で結末を追いました)
なぜこんなことを書こうと思ったかですが、先日子持ちの友人と進撃の巨人の話をしてた際に
筆者「進撃の巨人はグロすぎて、子供の頃やったらたぶん怖くて見れへん買ったと思う」
友人「うちの子小学生やけど怖がって見てないわ」
という会話があり、ふと自分がバビディと魔人ブウに恐怖していた記憶が蘇り、この話を書いてみようと思いました。
怖がるのと、現実とアニメを混同するのはまた違うくない?というツッコミもあるかと思いますが、コメントは差し控えさせていただきます。
余談ですが、この記事を公開しようとした時におすすめのタグにバビディが提案されたことをここに記し、締めます
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