統計検定1級を3週間で合格する正攻法
統計検定1級は短期間で合格できる
東京大学工学部のシステム創成学科Cコース3年生のJavert (@Kor9bk) です.
2024年度の統計検定1級(数理, 理工学)を両方ともに成績優秀者として合格することができました.
私自身 腰を据えて勉強したのは3週間.比較的短いほうだと思います.
統計検定一級自体,ネットには色々対策が乗っているものの,他の資格と比較して受験ノウハウが整備されていないと感じます.一般には難関な検定試験とされているようですが,そのノウハウを知って要領よく勉強すれば再現性高く3週間での合格を実現できると考えています.
効率よく合格するには,蓋し「基礎となる部分をしっかり理解する」ことの他に道はありません.
それでは,統計検定において基礎となる部分とは具体的にどこなのか?多くの良書が世の中にありますが、統計検定に適した「基礎」を身につけられる本はどれでしょうか?「しっかり」,と簡単に言うけれど具体的に例えば過去問はどうやって進めればいいのか?等,様々な問題にぶつかります.
このノートではこれらにできるだけ明確な答えを与えることを目標に書いています.
また統計検定に限らない数理的なテストの受け方にも応用できることを期待して書いています.様々な難関資格,難関試験に挑戦されている方はぜひご一読いただけると活かせるものがあるのではないかと考えています.
イントロはここまでにして,それでは本題に入っていきたいところですが,ひとつ注意点…
この記事の対象者
知的好奇心をある程度 抑制して点数最大化のための行動を取れる人
高校数学レベルはクリアしている人
統計について初等的なことはわかっている人
暗記が苦ではない人(修行的に勉強ができる人)
つまるところ,(統計学の学問としての面白さを追求したいという気持ちは多いにわかりますが,)それを一旦抑制して試験に受かることを最優先に勉強できる人限定の記事です.(それが向かない人,我慢できない人,勉強のあり方として間違っていると思う人は読まない方が幸せなのでブラウザバック推奨)
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