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親子代々で楽しむ 参加型お祭り文化!?

母の実家は博多祇園山笠に関わっていたらしく、
祖父からはお祭りとの関わりを聞かせられたことが有ります。

我が母はといえばお祭りにあまり関心が無いタイプでしたので、
ボクら兄弟が育った家庭ではそういった縁は有りませんでした。
こんなタイトルを入力しつつ、自分の中には思い出が無いという!?
そして、先日見せていただいた岩手三陸の伝統行事は素晴らしかった。

コロナ渦も収束し、日本各地の伝統行事が次々と再会されています。
ボクらの久喜市にも、みんな楽しみ『久喜提燈祭り』が有ります。
こちら岩手のお祭りも老若男女と言うに相応しい参加の顔ぶれです。
10以上の地区がそれぞれで伝統演目を持ち4kmの道のりで披露します。
素敵な映像がありましたのでご紹介しますが、リアルに見ると更にスゴイ!
この地区は盛岡藩と仙台藩の境で、その昔は仙台藩の御境番所(関所)を擁していたと言いますから、歴史も本格的です。

子どもたちは近所の友たち(みな幼馴染)と練習を重ね、
若者や子育て世代は後進の子どもたちの育成に手を貸す。
大ベテランの年配のみなさん方は仕切り役、運営役に就かれている?
久喜市でも太鼓や獅子舞に親子で参加するパパたちが大勢いますが、
そういった文化を持たなかった自分にしてみれば羨ましくも映りました。
いま学校活動では運動会の演目を減らすなど団体種目は減る方向ですが、
街でこんな取り組みがあれば友達と共有する思い出も増えますね。
幼子から大人までみな衣装も決まり、この日ばかりは名役者です!

・これほどの規模の行事であれば運営の皆さんの労力も相当なもの?
・忙しい現代に踊りの練習時間はどうやって作っている?
・若年人口が減り続ける中、このコミュニティの維持は?

地区の役員さんが「行事があるから参加するよう」お願いするだけで、
街のみなさんがそう簡単に協力できる訳では無いと思います。
きっと日頃から良い関係作りに尽力されているのでしょう。
地域から既に外に出ている方や、別地区のお友達が参加して下さることも有るそうです。

お祭りは、子どもたちに人付き合いの面白さを知ってもらう機会なのかもしれません。
そんな目線で、今年のお祭りを覗いてみたいと思います。



9:45~  ナレーション
『しかし、このお祭りも、時代の流れと共に薄れつつあり、伝統を誇る大名行列も末永くこの世に残したいという声も聞こえてくる今日、いま若者たちに次々に受け継がれてはいますが、無形文化財としてのこの行列の完全なる保護こそが、必要ではないでしょうか?』

こちらの昭和30年代の映像でも、令和6年の世でも、素晴らしいものを見た人の感想は似ている様です。

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