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新茶のふるまい

昨年の茶畑草取りデーに参加して下さった方や、新茶収穫の助っ人に来て下さった方に声かけをして新茶のふるまいをしました。
お陰様で美味しい新茶が今年もできました!というお礼の気持ちを込めて、

■ぼくらが作った一番茶(急須、水出し)
■ぼくらが作った煎茶(急須で一煎目~三煎目まで)
を、お楽しみ頂きました。

急須でだした煎茶

みなさんからのコメントを少しご紹介します。

・一番茶、普段飲まないからだと思うけど良い意味でイメージ違った
すごく軽くてお茶っぽくない けど お茶の葉の味がしっかりする。
普段は濃い、苦いお茶が好きだが、今日はそうではない美味しさに出会えた。
煎茶の二煎目も苦みが出ていて好きだった。これは普段好きなお茶に近い。

・去年、水出しの一番茶が衝撃的に美味しかったけど
水出しに関しては去年の味の方が好きだった(これは鋭いコメント!最後に解説あり)

・煎茶の一煎目~三煎目が全く色が変わらず、味も出続けていることに驚いた。浅蒸し茶と深蒸し茶の違いを目の前で感じることができて面白い。

・あたたかいお茶がダントツ美味しかった。GW、あれだけ色々あった中で無事お茶ができて良かったという思いです。
(収獲助っ人に来てくれた学生。収穫初日に機械トラブルがありました。)


<去年と今年の一番茶、風味が違うと感じる理由の考察>
加工の質は大幅に改善されたという評価。
蒸気量、風量、茶葉を揉む強さなど機械ごとの設定を見直し、今までで一番うちの茶葉にあった状態で加工ができた。
それにより色や香りが変わったことが大きいと思う。

これまで一番茶は「圧倒的に水出しが美味しい!」という仕上がりで、そこを売りにしてきた。 今年は水出しよりも急須のお湯出しが人気。
水出しは物足りなさを感じるという意見がスタッフ内でも出た。

と、人間的分析ではそう考えているが、お茶の味は気候や茶木の状態でも変わるので、その要素ももちろんある。
来年は今年の風味を踏まえてさらなる改善を目指します。

来週は、いよいよお茶のオンラインイベント!
みなさまにお茶づくりについて知っていただく機会になれば・・・と思っていますので、ぜひご参加くださいませ。

(スタッフ/高田夏実)

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