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vol.6 幼虫のまま越冬してしまった! 起きなくちゃ! 来週入稿だよ!

すっかり更新をさぼっていた越冬明けのイモムシ本制作記ですが、本づくりのほうは着々と進んでいます。
この間、桃山鈴子さんは新作を描き、エッセイを執筆し、校正を確認し、絵を描き直し、エッセイを書き直し、編集者は編集し、デザイナーはデザインし、翻訳者は翻訳し、虫にくわしいご協力者の方々に原稿内容をていねいにチェックしていただき、印刷会社から見積もりをもらい、気がつけば来週にはもう入稿です。おそろしい…。

立派な終齢幼虫になれるまで、あともうひと山ふた山ありますが、今現在の姿をちらっとご覧ください。

↓こちらが目次の一部です。

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↓たくさんのイモムシがエントリーしています。

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出場メンバーは順不同で
イブキスズメ、ハマキガ、トビモンオオエダシャク、ツマグロヒョウモン、ナミアゲハ、ウスタビガ、フクラスズメ、オオスカシバ、アサギマダラ、キバラモクメキリガ、カラスアゲハ、クロメンガタスズメ、オオムラサキ……
きりがないのでこのへんにしておきます。約70点の作品を収録予定。

イモムシ画だけでなく、桃山さん書き下ろしの作品コメンタリーやエッセイも充実しています。英訳も併載しますので、外国のお友達へのプレゼントにどうですか?

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↓本のタイトルも決まりました。

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上の書体やデザインは、これからカバーデザインに合わせて変更予定です

このタイトルは、2019年にHBギャラリーさんで開催された桃山さんの初めての個展タイトル「わたしのイモムシ」から1文字だけ変えて名付けました。英訳タイトルは I, Caterpillar です。

というわけで
桃山鈴子作品集『わたしはイモムシ』(工作舎刊)
B5上製本 148ページ
気になるおねだんは……まだ決まってません。
2021年5月発行予定

虫たちが動きだす春とともに、この本も無事飛び立てますように。次回のnoteでまた進捗状況をお知らせします。

桃山鈴子さんプロフィール
東京生まれ。虫の飼育は小学生時代から。生物学の授業で顕微鏡を使った観察スケッチを学んだことが絵の原点に。自然科学とアートの境界を自由に飛び回る表現を志している。
イラストレーション青山塾ベーシック科21期修了。NPO日本アンリ・ファーブル会会員。ペンスチ所属。
HBギャラリー ファイルコンペvol.29藤枝リュウジ賞
ギャラリーハウスMAYA 装画コンペvol.19準グランプリ
Society of Illustrators-Illustrators 62入選

イモムシ本制作記の初回はこちら↓


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