ゼロ家事ハウス⑨超大物を手放した話

ゼロ家事ハウス⑤盲点だった持ち物、で書いた『手放した物③不動産』について書きたいと思います。

 ゼロ家事ハウスの取り組みで、持ち物を見直し、物量を確認し、家族の希望を聞き取っていただき、今の住まいをリフォームしてできる間取りを提案していただいたのですが、こういうことができるのか!と本当に目からうろこの間取りでした。自分たちで一生懸命考えた間取りをはるかに超える間取りで唸ってしまいました。
 一般的に家族6人が快適な生活を送るためのスペースと言われている面積の約半分のスペースしかない我が家でしたので、全ての要望を盛り込んだ間取りに本当に唸ってしまったのです。

 今回、我が家はリフォームで依頼していたので、同時にリフォーム中に住む仮り住まいを探していました。この作業が思いのほか難航しまして、6人家族が住める広さで、短期で貸してくれる住まいが全く見つからず、ほぼほぼ諦めかけていた時に、びっくりすることがありました。

 何と、理想とする5LDKの間取りの家(賃貸)が徒歩圏内に見つかったのです!!
 まず、一般的な間取りは、4人家族を想定していて床面積が増えても部屋数がその分どんどん増えるわけではなく、せいぜい4LDK止まりで、その上の部屋数になると、シャワールーム付きのゲストルームがあったり(いらない)、リビングに暖炉があったり(いらない)、我が家が求める間取りには出会えなかったのです。

 新しいお家はもちろん、ナイトウタカシさんが提案してくれた間取りと全く同じではありませんでしたが、家族の要望を整理していただいてまとめてくださっていた条件にピッタリだったのです。ゼロ家事の取り組みをする前にこの新しいお家を見ても、何も感じずスルーしていたと思いますが、ゼロ家事の取り組みで自分たちの求めているものを明確にしていたので、すぐにぴったりだ!と思えました。

 ただ、今の住まいをリフォームする気まんまんだったので、自分たちでもちょっと頭が追い付かず、再度色々と条件を見直して考えてみました。
 やはり条件を全て出していましたので、間取りが条件を満たしていることはすぐに確認できたのですが、家の場所が変わることに対するデメリット(校区が変わるなど)について追加で検討しました。メリットもあり、より駅に近づくことになったので、便利になり、ますます車を手放せる条件が整ったことです。もちろん予算のことも検討し、最終的にはリフォームではなく引っ越すという結論になりました。

 なので、最後に手放した大物は『今の住まい』でした!
 今は、引っ越しを終え、もちろん、家事は楽になり、自分の時間も増え、やりたいことを始められるようになっています。でも、この結末が自分では想像しなかった結末だったので、まだ時々、この生活をしている自分にびっくりしています笑。

 ここまでずっと伴走してくださったゼロ家事ハウスの香村薫さん、ナイトウタカシさんには本当に感謝しかありません。向き合うものは物理的な『持ち物』や『間取り』なのですが、やはり思考の整理ができたこと、物事を俯瞰して見ることができたことが一番のメリットだったと思います。
 また、理想となる家や物に出会うとエネルギーをもらえるということ、人が変わっていくためには入れ物もアップデートしていくことが必要だ、ということにも気づけました。

 これからも時々お二人の教えを思い出しながらアップデートしていけたらと考えています。本当にありがとうございました。




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