マーケティングと営業は両輪【マーケティングサロン】

こうらたくしです。

コロナウイルスの影響で在宅ワークが増えているかたもいらっしゃると思いますが、在宅ワークに切り替えても、会社全体の売上を落とさないヒントになるかもしれません。

簡単な記事ですが、どうぞ。

【企業のマーケティング】

ウェブマーケティングはこれまで主に
一般消費者向け事業(BtoC)の企業が活用していました。

ただ、BtoCと比較すると後進的ではありますが、
法人向け商材を取り扱う企業(BtoB)もウェブマーケティングに対して
熱心に取り組んでいる事例も何件か見受けられます。

もはやBtoC、BtoBにかかわらずウェブを駆使したマーケティングは必須となり、
これまで単なる電子版パンフレットとしての機能でしかなかった
企業のホームページが、顧客獲得の営業マンの役を担うようになれば
ウェブマーケティングとしてはベストでしょう。

【これからの営業マンの役割とは?】

かといって営業マンの役割が完全になくなることはありません。
最近はチャットワークなどもAIツールを取り入れた問合せフォームも増えていますが、
問い合わせ後のリードや、詳細の交渉、相談などについては、メールやチャットで対応するには無理があると思います。

とはいえ、営業の役割が変わること(求められること)は間違いないでしょう。

「押し売り」や「とにかく頭を下げる」などの昔ながらの営業スタイルは徐々に受け付けられなくなっていきます。

顧客に呼ばれた時にお邪魔をし、「はいはいわかりました。確認します。」といった御用聞きタイプも存在価値がありません。

顧客の要望やその背景をしっかり把握し、
最適なソリューションを提案する。そして時には顧客の相談に対しても解決法を模索していく「コンサル型営業」が求められる時代です。

ウェブマーケティングの登場によりBtoC、BtoBともに、昔ほどバリバリの新規営業をしている企業は少なくなったのではないでしょうか。
そのような役割はほぼほぼホームページが担ってくれています。

「そんなの営業じゃない!営業というのは、電話を一日1何百件かけて・・・」なんていう古い営業プライドを振りかざしている会社は危ないのでは?と思います。

決して「どぶ板営業」を否定するわけではありません。

それはそれ、これはこれで、「どぶ板」と「マーケティング」は車の両輪であるべきだと思います。

【ウェブマーケティングは魔法ではない】

ウェブマーケティングという言葉から、
「ウェブコンテンツを充実させて、問合せフォームをつくるなど、工夫をして、事例集とかを貼り付けて、新規顧客を待っていても獲得できるようにする」といった
効率的に顧客を獲得する魔法ととらえている例も見受けられます。

しかし、それでけでは成約数は向上しません。

ウェブマーケティングを整備するとともに、
それにしっかりと呼応する営業体制を整備する必要があります。

そのために「どのような商材を売るためのページなのか」「顧客の検討レベルはどれほどなのか」「流入した顧客は営業部隊がどう裁くのか」

ウェブマーケティングはウェブだけでなく、
営業体制まで含めたプロモーションと理解したほうが効果も高いでしょう。

自社の営業体制を見返したとき、顧客の流入~成約までのフローを一度見直してみてください。


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