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自分なりにしっくり来た予算設定方法

予算の大切さについて書いた記事の中で、予算額を具体的に設定するのが大切と書いたので、今回は、試行錯誤の上 自分なりにしっくり来た予算額の設定方法を紹介しようと思う。
前もって言っておくと、大多数の人には受けない方法だと思いながらも、ちょっと頑張ったから興味があれば見てほしい。
僕のようなゴリゴリの理系人間には合うかも。

予算額は定量的に決めたい

いきなり何を言っているんだと思われるかもしれないけど、僕は、資産運用に対して極力感情を排除するようにしている。(最終的な意思決定は感情を入れるけど)
人間は不合理な生き物だから、その時々で感情に流されて生きると大抵失敗する。
だから予算額も計算式を使って決めたいと思った。

対数近似を使う

過去の支出額を参考にして、今月の予算を決めるのが一般的だと思うけど、支出の推移を直線的だと仮定すると、おかしな予算設定になる可能性が高い。
例えば、
 先々月の支出が1万円
 先月の支出が0.5万円
とすると、「先月支出が半分にできたんだから、今月の支出は0円ね♪」なんてことにはならないだろう。
そこで、対数近似を使う。
下図のように、X軸の右に行くほど傾きが緩やかになって値が収束していくのが対数グラフ。
この特性を利用して予算を設定すれば、極端な予算額にならず自然と心地よい支出のバランスが取れるはず。

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グラフで近似式を求める

実際の支出実績をもとに近似式を求めてみる。
Googleスプレッドシートを使った。
こんな感じで グラフにして、近似線を追加すれば 式がわかる。
ただ、毎回グラフを描画して→近似式求めて→予算額計算 っていうのはやってられないので、関数で計算できるようにする。

無題のプレゼンテーション (2)

関数で近似式を求める

表に「log(No.)」を追加する。

無題のプレゼンテーション (4)

下のように関数を作る。

無題のプレゼンテーション (5)

グラフに描画して、正しく予算額が計算できているか確認する。

無題のプレゼンテーション (9)

予算額をもう少し絞りたい場合

ストイックな方はこちらもオススメ。
予算額を1000の桁で切り捨てることで、設定額をもう少し絞ることができます。

無題のプレゼンテーション (6)

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全カテゴリに適用

こんな感じになった。
うん、いい感じ♪(自己満)

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まとめ

予算額を定量的に設定する方法を説明したけど、「こんな面倒な事するヤツいねえだろ」と思いながら記事に起こしたのは内緒。
完全に俺得だけど、予算額の設定で困っている人の参考になれば幸いです。

以上





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