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髙津監督来季続投正式発表

2023年スワローズは5位に沈み、監督の退任記事が出始めた中、それを封じるように来季も髙津監督が続投することが発表された。
「故障者が多い」「先発投手が育っていない」という下位低迷の理由は挙げられているが、髙津監督は外部招聘ではない。
2014年から投手コーチ、17年から二軍監督ととくに投手の育成部門の役割にあったことを考えれば、個人的にはよく語られる理由は納得できない思いはある。
髙津監督自身もそれはわかっているはずだ。
小川監督の後任として就任の際にも「責任の一端はある」と認めるコメントを出している。

またエンターテイメントでもあるプロ野球はファンの数だけ考えがある。
違う意見だからと言って否定するものではないし、水掛け論になるだけの話に時間を割くのは無駄なことだ。

ここでも何度か監督が続投するのかどうかには触れたが、「ボールは髙津監督にある」と以前から書いていたように「2年契約」を球団が結んでいた以上、来季続投は自然な流れ。
衣笠会長のコメントは載っているが、「ヤクルト本社」の株主総会の言葉と変わらず、テンプレートのようなもので、本音をすべて公表することもあり得ない。
ただ、さまざまなことを想定して球団、髙津監督ともども考えたうえで決まったことだ。
ストーブリーグの火の粉が舞い上がる前に、決まった方がスッキリしていい。
それに髙津監督の留任が決まったことが、逆にこれからの球団の方向性が見えてくることにもつながっていくだけに、今後興味はそちらの方へ向いていくことになる。

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東京ヤクルトスワローズ2023年7月先発・リリーフ・攻撃貢献度 スワローズ観察日記Rオリジナル指標

2023年東京ヤクルトスワローズ8月日程と現地観戦予定

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