東京ヤクルトスワローズ2024年1軍スタッフ発表

１０月１０日、２０２４年のスワローズ一軍スタッフが発表された。

監督　22　髙津臣吾
ヘッド兼バッテリーコーチ　73嶋基弘
投手コーチ　89伊藤智仁
投手コーチ　98石井弘寿
打撃チーフコーチ　78大松尚逸
打撃コーチ　74杉村繁
打撃コーチ　87福川将和
内野守備走塁コーチ　森岡良介
外野守備走塁兼作戦コーチ　松元ユウイチ

“信賞必罰”がプロの世界だが、今季最下位ドラゴンズとゲーム差なしの５位に終わったものの、一軍首脳陣は監督以下、外れたのは河田外野守備走塁コーチのみ。
配置転換はあったが、メンバーは替わらなかったことになる。
まずこのことでわかるのは、スワローズのGM制度の形態だ。
メジャーのGMは監督をシーズン途中でもクビにする権限をもっている。
スワローズOBのイーグルス石井一久監督はGM時代に、３位になった平石監督を更迭、三木監督に交代させている。
しかし今回の５位になりながらも、コーチの異動を極力抑えた配置によって、スワローズのGMは、ファーム、編成のトップであって現場の責任者ではないことがわかる。
ただ、この人事はスムーズにいくものではなかったのも想像がつく。
例年スワローズのスタッフは、一軍、二軍が同時に発表されている。
今回は一軍だけにとどまった。
二軍の首脳陣からは、佐藤外野守備走塁コーチ、尾花チーフ投手コーチが退団しているため、配置にいくらかの手を入れる可能性が残されている。
逆に髙津監督には、ファームの人事を動かす権限はないとみていいだろう。

スワローズ観察日記R別館・紘野涼プロフィール紹介

＜嶋基弘ヘッドコーチ昇格＞