焼きおにぎりの最適解

焼きおにぎりの最適解

KOUNO KOTARO

久々のnoteで、書くことかという話なのですが。

長野朝日放送、という放送局があります。

あ、番組とかの話でなく、喫茶店。というか、カフェ。
局の1階にあるカフェのことなんです。

一般の人も入れるカフェ。
地方局によっては、そういうのが、ところどころあります。

場所はJR長野駅のすぐ近く。
たしか列車のホームからも、鉄塔が見えたかと思います。
長野の経済・観光の中心地はかつて善光寺を模した駅舎だった、その名も「善光寺口」ですが、この長野朝日放送は反対側の東口に位置しています。1998年の長野オリンピックを開催を機に、周辺が整備され、五輪アイスホッケー会場の「ビッグハット」や、ホール施設の最寄口です。

なので、放送局の関係者に止まらず、何らかの理由でここで食事をする人もいることでしょう。
メニューもさまざま。安い。一番高くて「ビーフシチュー(トースト付)」の600円ですよ。駅のすぐ近くでこの値段は、働く人の福利厚生という意味合いもあるのでしょう。

が、そのメニューがひっかかる。
この「サイドメニュー」です。

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安いのはいい。
が「お食事・お飲み物・デザートをご注文いただいた方に限ります」とあります。
下から、サラダはいい。カレーと一緒に食べる。
若鶏の唐揚げも、カレーにトッピングだ。3つのせても120円だ。
で、問題は「焼きおにぎり」

ここで、他のメインのフードを見てみましょう。

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えー、どれと焼きおにぎりをセットで注文すればいいのか。

トーストか。違うだろ。
カレーか。まさか。
パスタか。なんか家で昼飯食べてるみたいだぞ。

この「with 焼きおにぎり」の最適解がまったく見えない。
普通は「ラーメン、うどん、そば」の類があってそれならわかる。放送局の社食的位置づけとはいえ、ここはカフェ。扱う麺類はパスタなのだ。

唯一アリかもしれないのが、コーヒーなどのドリンクと焼きおにぎりで朝食という選択肢だ。
とはいえそれも、万人が納得するものではないだろう。

なぜ、焼きおにぎりがあるのか。
放送局の経営幹部の意向か。それとも私の知らない「信州焼きおにぎり文化」があるのか。サイドメニューの位置に置かれた焼きおにぎりは、身動きがとれないまま「with」を待つ。

私は長野に行くだろう。
コーヒーを飲みながら、他の客を待つだろう。

「きのこピラフと、焼きおにぎり」と発する客を。



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KOUNO KOTARO
河野虎太郎 放送作家。人が喋る言葉を書く仕事を20年余。放送、通信などの場での営利を目的とし、企て及び売文に関与する、東京都在住の47歳の男。2020年、同人誌「雨は五分後にやんで 異人と同人Ⅱ」(ネコノス)で初の小説『黒船襲来!』を執筆。