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高校・大学受験で気をつけたいこと

私は今でこそ、試験大好き・学習大好き人間ですが、高校受験や大学受験のときには、ずば抜けて成績がよいというわけではありませんでした。ただ、学習塾や予備校に通うことなく、自力で学習をしてきたので、学習のコツや時間の使い方のコツが養われたように思います。

さて、高校・大学受験を控えている皆さんは、この時期いかにして学習時間を確保するか、健康管理に気をつけるかが、とても大事になります。

それに加えて、心理面での不安や恐怖との戦いにも、勝たなければなりません。私が心がけて「よかった」と思ったことを書いておきます。

同級生をはじめ周囲の歩調は気にしない

この時期には、志望校を絞り込んでいる人も多いでしょう。たとえ隣の机で学習してきた同級生でも、志望校が違えば、受験対策も違ってくるのが当然です。そのため、周囲の歩調はあまり気にせず、自分のことだけを考えていきましょう。

受験願書をそろえたりするのは、親や先生任せにせず自分でやる

学習だけに集中していると、他の刺激に弱くなります。たとえば試験当日に、電車が止まったり、いっしょに受験する約束だった友人が、当日になって病気になったり、色々なハプニングが起こるかもしれません。

このようなハプニング、アクシデントにあっても、真っ白にならず臨機応変に対応できるようにするには、学習以外の刺激を受けることに慣れる必要があるでしょう。

情報は「活かす」ことで初めて意味を持つ

受験生にとって、有益な情報を収集し、試験や受験生活に活かすことは重要です。ここでのポイントは「活かす」ことです。

情報を集めただけで納得していては、ただの時間の無駄遣いです。インターネットでの情報収集が簡単にできるだけに「こんな情報もある」「あんな情報もある」と知りたくなりますが、時々は「この情報が、試験の点数をのばすのに、役立つのか?」と考えましょう。

試験の点数をのばすには、知識や情報をインプットする力だけでなく、解答用紙にアウトプットする力も必要であることを、忘れないようにしましょう。情報収集はほどほどにして、本来の学習に戻ることも大切です。

朝型生活に無理やり切り替えなくてよい

高校・大学の入試は午前中から午後にかけて行われることもあり、「朝型生活に切り替えましょう」と言われます。でも、12月ごろになったというのに、うまく生活リズムの切り替えができなかった人が、今さら強引に変えようとすると、かえって体調がおかしくなることも。

試験日には、相当な緊張もしているので、簡単に眠くなったりはしません。そう割り切って、朝型生活へのこだわりは捨ててもよいでしょう。

ただし、試験当日に遅刻しないようにだけは、くれぐれもご注意ください。

万が一の事態のとき誰が連絡の主導権を取るのか決めておく

受験生の万が一ではなく、ご家族の身に万が一の事態が起こったときを想定しておきます。実際、私にもそのようなことがありました。

ご家族が急病などで搬送され、受験生は試験中で携帯電話などが使えない、といった場合に、どのようなタイミングで、誰が連絡の主導権を取るのか、簡単に決めておきましょう。あまり深刻に考える必要はありませんが、何も決めていないと、ただパニックになるだけなので、念のためです。




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