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セミナー講師になる方法、講師を続ける方法(資金繰りを考える)

セミナーを開くには費用が掛かります。自主開催のセミナーには、具体的にどのような費用がかかるか確認しましょう。また、企業や学校から招聘されて講師を務める場合についても、少しだけ触れます。

自主開催のセミナーでかかる主な費用

自分で企画し運営するセミナーでは次のような費用がかかります。

場所を借りる費用/交通費/セミナー告知サイトを利用する費用/チラシなどの印刷費用/レジュメの印刷費用/領収証を用意する費用/ホワイトボードやフリップなどを用意する費用/プロジェクターを使うならその費用/お茶やお茶菓子の代金/その他

セミナーのお客様から受講料を受け取る前に、上記のような費用を講師が負担することになります。

なお、企業や学校が企画したセミナーや講演の場合は、場所は先方が用意して運営全体をお任せでき、必要な設備も準備してもらえます。講師がいったん立て替える費用としては、交通費があります。

セミナーで初回から利益が出せるか?

セミナーにお客様が来てくださるかは、講師の知名度や人気、実績という問題以外にも、さまざまな理由があって決まります。そのため、実績がまったくない段階から、お客様が来てくださる人もいますが、続けて収益が出せていた講師が、急に失速するケースもあるようです。

もし、お客様がゼロだった場合には、費用だけがかかって利益が出せません。講師を続けたいならば、1度や2度そのようなことがあっても、諦めないでいただきたいです。

お客様がなく、費用だけがかかることが、2,3度あっても耐えられるだけの資金を確保しておくのが良いでしょう。

利用料金が安すぎる会場にも注意が必要

貸会議室、貸しスペースの情報サイトを見ると、安く借りることができる会場もあります。ただ、私の経験では次のような会場に出会ってしまった事もありますので、注意していただきたいです。

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