見出し画像

セミナー講師になる方法、講師を続ける方法(何を話すか決める2)

前回に引き続き、セミナーで何を話すか決めていきましょう。

数時間から1日程度のセミナーで誰かの人生を変えようとしすぎない

人にはそれぞれ、歩みを進めるペースがあり、仕事や家族の環境なども人によって違います。講師は、歩みを進めるためのヒントを提供できるだけです。

講師の側が「劇的に人生が変わる」といった話をしたとしても、ついてこられない人が多数でてしまっては、意味がありません。決めるのはあくまでも受講生の方なので、講師の「ドラマチックな話をしたい」「感動して欲しい」のような欲望を満たす話題ではなく、

・受講生の方が誰でも実践できるか

・実践するタイミングをいつでも選ぶことができるか

・偶然や縁、幸運などに頼る方法ではなく、誰でも再現可能か

などの観点から、チェックしたほうがいいでしょう。

受講生の方の知識や技術レベルに合わせた話題を選ぶ

受講生の方が「既に知っていること」「できること」だけを伝えるのもよくないですが、受講生の方の知識レベルとかけ離れた高度なことばかり伝えても、興味を持ってもらえなくなります。

イメージとしては、現在の立ち位置のまま「背伸びをすれば届く」くらいの知識や技術を伝えることから始めるのが、よいと私は思っています。

ここから先は

1,283字
この記事のみ ¥ 200

いただいたサポートは、ライター志望、フリーランス志望、地方在住で起業を考える皆さんに向けたセミナー運営費用などに使わせていただきます。