私が無断キャンセルをされたとき思っていたことと、今後のこと
セミナーやイベントには、無断キャンセルやお詫びの言葉もない当日キャンセルが起こることがある。
主催側の私としては、そういうことをして欲しくない。予約を受けた時点でレジュメ代などのコストが発生していることや、当日の運営上、参加者さまがそろうまで待つなどの配慮が必要になることが、その理由だ。
これまで私は、無断キャンセルをした当人に、直接、苦情を言うことはしてこなかった。
無断キャンセルや当日キャンセルを平気でする人は、私のセミナー以外でも似たようなことをしているものだ。そういう人はどこかで信用を失う。将来、信用を失う予定の人に、わざわざ関わるのもしんどいだけだ。
私が、怒るとか、キャンセル料を請求することをしないことで、その人は「無断キャンセルで信用を失っている」ことに気づかないままになる。「ひどいことをした」と気づいた時には、取り返しのつかないことになっているかもしれない。
そういう意味では、苦情を言わず、気づくチャンスをつぶしている私は冷たいのだろう。とはいえ、その人の行いをただすのは、私の義務でもなんでもない。
さて私は最近、1人ではなくパートナーの先生と組んで仕事をすることが増えた。会場を貸してくれる主催者との関係もできつつある。
そうなると、報酬の分配をする責任が私にも出てくるので、無断キャンセルや当日キャンセルを予防する方法を考えなければいけない。予防策をきちんと打った上で、それでもちゃんと来てくれる人こそが、信頼できる人であり、今後も関係を続けたい人だ。
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