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旅するプロ資格マニア

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プロ資格マニア(ライター、セミナー講師、コンサルタント)の河野陽炎は、よく旅をします。願書提出のため、受験のため、ホテルにこもって勉強するため、と理由はさまざま。資格マニアの皆さ… もっと読む
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2022年11月の記事一覧

田舎暮らしのライターがこれまでで一番人の役に立てたこと 田舎のライターだからできたこと

「知り合いの知り合いが、急な事情で引越しと職探しをしなければならず困っている」というご相談を受けたのは、もう何年も前のことです。 仲立ちをしてくれた人にお話を伺うと とのことでした。 「そのような状況では社会保障が得やすい仕事に就くことのほうが、いいのではないか」と私は思いました。ただ、それがうまくいかないから、私への相談に至っていることも理解できました。 私は をお約束いただいたうえで、お困りのご本人とのお話を始めました。 さて、ライターは執筆の能力以外に、何ら

「もうダメだ」と思ったときに

フリーランスとして、1人の人間として、「もうだめだ」と思った経験は私にもあります。実は今も、ケガが続いたり、仕事のことでもつまずきがあったりしています。 そういうとき、私が取り組んできたことをまとめます。 1 これまでの習慣とは違う行動をとる 大げさなことじゃなくてもかまわないので、これまでの習慣をことごとく変えてみます。朝にコーヒーを飲んでいたなら緑茶にする。自炊を続けていたならあえて外食をとる。愚痴を聞いてくれる友人に甘えていたなら、あえて愚痴を言わない、など。 2 

プレスリリース制作のお客様がテレビで取り上げられました

私どもでプレスリリース制作のお手伝いをしたお客様が、先日、テレビで取り上げられました。 プレスリリースがメディアの目に留まるかどうかは、お客様の事業内容によるところも大きく、文章の力だけではありません。 ただし、文章の力を使って、プレスリリースの持つパワーを向上させることはできます。 プレスリリースがメディアで取り上げられやすくなる条件として ・その活動を「今」取り上げる意味があること ・その活動に新しさがあること ・その活動に社会的意義があること ・その活動が社会の動き

何を書くかより何を書かないかを考える時間のほうが長い

「何を表現するか? どう表現するか?」のノウハウが、とても手に入りやすい時代になった。誰もが自分の考えや感じたことを簡単に発信でき、発信することを生業としている人もいる時代だ。このような時代に、より多くの人に受け入れられる話題の選び方や、その話題を魅力的に表現する方法を知りたい人もそれだけ増えたのだろう。 ただ、ライターとしての私は、何を書くかを考えるより、何を書かないかを考えることに多くの時間を割く。ライターとしては、 「10の材料を集めて、そのうち2か3を文章にできれば

本当に消したいものは心の傷 顔にケガをして学んだこと

10月30日、顔にケガをしました。 ケガをして初めて、私は自分の顔が結構好きだったのだと気づきました。どうでもいいものが傷ついても気持ちが落ち込むことはありませんが、気持ちが落ち込むということは、それだけ好きだったことの裏返しなのでしょう。 私はかつて「リハビリメイク」について取材したことがあります。リハビリメイクとは、顔に傷やあざなどを負った人が、社会に出ていくために習得するメイクのことです。また、形成外科で傷やあざを目立たなくする手術を受ける人もいます。 メイクや手術の

自分の手で何かを作るというストレス解消法 万が一の場合への備えも

私の仕事は、ライター、コピーライター、マーケッター、コンサルタント、講師です。これらの仕事には「情報のやり取りをしているだけで、自分の手で何かを作り出すものではない」という共通点があります。 だからこそ、PCやタブレットさえあれば、いつでもどこでも仕事ができて、アイディア次第で仕事が見つかるというメリットがあります。いっぽうで、人の役に立っている実感がなく、いつでも吹き飛ばされそうな不安定さを感じる点がストレスにつながります。 私は、編み物や料理など何かを自分の手で作る趣

マーケティング・フィールドワーク@伊勢神宮付近で得られた答え

先日の旅は、伊勢市駅付近のお店やおかげ横丁・おはらい町のお店、通りを見学して、マーケティング施策の勉強をする旅でもありました。 私は旅に出たら、次のような方法でマーケティングの勉強をします。 今回の旅を通し、ある事業者さんが運用するTwitterを見つけて、改めて考えたことがありました。 私が今回の旅で得られたのは、次のような答えでした。 このようなお店や業種は、お客様からピンポイントで自店を選んでもらい、来店してもらう施策をとると苦戦します。 でも、エリア全体の客

伊勢神宮日帰り旅 30年以上前の宿題を終えるために

10月末、顔にケガをしてしまったので、しばらくおとなしく過ごしていました。近所の人や事情を知っている人と会うのは気が引けましたが、知らない人ばかりの場所で、人と対面することがないような旅をすれば、気分も変わるのではと考えました。そして、ずっと30年以上前の宿題を終える日帰り旅に出ることにしました。 伊勢神宮の思い出小学校の修学旅行で伊勢神宮に参拝する予定で、とても楽しみにしていたのですが、マイコプラズマ肺炎にかかってしまい参加できませんでした。その後、祖父母の計らいで連れて