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公務員にインタビュー【消防官③】〜女性消防官が活躍する未来〜

福岡県宗像市で「公務員専門塾 HOME」を
運営しております。
元公務員で、
長年受験指導に携わっています。
多くの方に、公務員になっていただきたく、
活動を続けております。

第6弾です。
今回は、消防官になって日が浅い、
消防官にインタビューしました。
消防学校卒業後、
配属されてまだ1年経っていません。
それでも感じることや思うことが
あると思い、インタビューいたしました。

お読みいただく前に

あくまでインタビューした内容を
要約したものになります。
表現の違い等があるかもしれませんが、
あらかじめご了承ください。

基本情報

・入庁2年目(専門学校1年通学)
・警防課所属
・年収(入庁から9か月で)約200万円

仕事内容

災害対応、
予防業務(企業の消火訓練等の立ち合い)
事務作業

消防官を目指すきっかけ

何事にもストイックな父親の影響を受け、
自分に厳しい姿に憧れた。
部活動は、自分に厳しい競技と思い、
柔道部に所属した。
女性消防官の活躍を目の当たりにした時、
自分の目指すべき姿だと思い、
消防官を目指すことにした。

消防官になって良かった点

幼稚園を訪問した際、
園児たちに声を掛けられた時、
消防官として実感が持てた。

消防官として辛い体験

女性消防官は珍しいので、
企業等に訪問したり、
訓練をしたりしていると、
目立つので、すぐ声を掛けられる。
嬉しい面もあるが、
ただ、”女性”というだけで
声を掛けられているということを感じると、
消防隊員として声をかけられたいと
思ってしまう。

また、経験不足や体力不足を
感じることが多くある。
質問したいが、質問できない自分がいると、
情けなく、悩んでしまう日があるという。
自分の目標達成のため、
この体験を成長のバネにして、
日々の業務にあたっている。

家族に対して、

消防官になりたいと両親に告げた時、
全く反対されなかったことが、
消防官としての道を進む覚悟になった。
悩んだりすることも多くあるが、
家族の支えが、
今の自分のモチベーションに繋がっている。

女性消防官について

女性消防官が一同に集まる機会があり、
その中で色々な意見交換ができた。
その中で印象に残っているのが、
警防課で活躍していた方が、
結婚、出産を経て現場に戻った時、
家族のことを思い、警防課に戻ることを
断念したと聞いた。
警防課として、
長く活動し続けたい気持ちがあるので、
それを聞いた時、結婚に対する思いが
少し薄れてしまった。
ただ最近では、女性消防官も
消防学校卒業後、すぐに警防課に
配属されるなど、女性活躍の場が増えている。

インタビューを終えて

女性消防官にインタビューできることは、
とても貴重な機会であった。
感じないこと見えないことを多く語ってくれた。
とにかく、負けず嫌いであり、理想を追い求めて
日々業務にあたっている。
上記で述べている通り、男女の壁がなくなり、
消防隊員として活躍できることを
強く願っている。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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