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家族が支えてくれる、だから今の仕事に就ける 〜公務員にインタビュー【消防官⑨】〜

福岡県宗像市で「公務員専門塾 HOME」を
運営しております。
元公務員であり、
長年公務員受験指導に携わっています。
多くの方に公務員を目指していただきたく、
活動しております。

インタビュー第16弾です。
消防官が続きますが、
それぞれ地域も配属も異なりますので、
それぞれの違いを感じてほしいと思います。
今回は、広域消防で働き、
総務係以外の業務にあたる消防官への
インタビューです。


基本情報

・入庁2年目
総務、経理以外の全ての業務
・年収(入庁から9か月で)約180万円

仕事内容

多岐に渡る業務を行う。
出勤して、消防や救急で待機したり、
時には、指令室に入り業務にあたる

消防官を目指したきっかけ

TVで見たり、保育園に来た消防官の
姿を見て、純粋にカッコいいと思ったのと、
人から頼られる仕事に就きたいと思ったから。

実際、消防官になってみて

憧れる先輩に出会い、尊敬の念を持って、
日々働いている。
指令室での判断力、
現場での行動力に尊敬している。
その先輩のような消防官になることが、
当面の目標になっている。

仕事のモチベーション

家族に支えられていると感じるから、
途中で投げ出すことができない。
今までの人生で何かを始めても
すぐに投げ出すことが多かった。
しかし、消防官になった時、
家族から相当なプレッシャーをかけられ、
特別な事情がない限り、
辞めることは許されないとのこと。

辛かった体験

採用が決まったのが、入校3週間前で、
消防学校に入校してすぐ、
朝から走らされる距離の長さに
ついていくのに、とても苦労したとのこと。
しかし、同期の仲間も同じ辛い経験をしており、
その中で生まれた絆によって
乗り越えていけたとのこと。

消防官としての覚悟

自分と同世代の人が、亡くなったりした
話を聞くと、命の尊さを感じる。
先輩の言葉に、
消防官は、まず自らの命を救うことを考える。
自分の命も救うことができない消防官は、
人の命を救うことができない。」
がある。その通りだと考え、
消防官としての覚悟が決まった。

インタビューを終えて

若さもあると思うが、今は
給料のことを考える前に、消防官としての
仕事のやりがいを追求している印象を受けた。
消防官に対して憧れていた自分が、
憧れられる存在になることが、今の目標のようだ。
消防官として働く時には、その気持ちを忘れないことが
とても重要であると考える。
辛い体験、辛い現場を経験すると思うが、
消防官になるまで過程、消防官としてのやりがい、
子供たちに与えている影響、
それらを感じて、これからも活躍し続けてほしい。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

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