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ケガをし、3年目での消防学校、、、それでも、不屈の精神が今の自分を支える 〜公務員にインタビュー【消防官⑦】〜

福岡県宗像市で「公務員専門塾 HOME」を
運営しております。
元公務員であり、
長年公務員受験指導に携わっています。
多くの方に公務員を目指していただきたく、
活動を続けております。

インタビュー第14弾です。
消防官第7弾になりますが、
今回は、ケガを抱えて勤務にあたっている
消防官のお話です。
ケガを理由に、消防官の道を迷っている
人にぜひお読みいただきたいと思います。

基本情報

・入庁4年目
 (専門学校2年在籍後、独学で1年)
・予防課指導係に配属
膝をケガした影響で、
 今の係にいる
・年収 約310万円
 (手当がほとんどない業務)

仕事内容

管轄内の建物の消防検査

仕事のやりがい

”鉛筆で火災を防ぐ”と言われる予防課。
火災が起こる前に、未然に防ぐことが
できる重要な業務であると感じると、
仕事のやりがいに繋がっている。
消防法に触れることができ、
知識量が増えることも今のやりがい。

仕事で辛いと感じること

とにかく業務量が多い。
施設が多いので、それを管理する側も
ともて労力がかかるとのこと。
また、法令関係を扱うので、
問題を指摘するとき、間違った指導ができない
ので、とても責任を感じる。

モチベーション維持は?

入庁後、消防学校に入校できず、
総務課や予防課での勤務をしていた。
正直、消防官としてのイメージする仕事では
なかったので、
モチベーションを保つのが困難であった。
ただ、
ケガの影響で今の部署に配属されているので、
周りの人へ迷惑をかけないように、
与えられた仕事に
打ち込むことにした。今はモチベーションを
安定的に保てているとのこと。

もちろん、イメージした消防官への仕事を
諦めていないので、ケガが完治したら、
今の知識を生かして、
消防官として活躍していきたい。

入庁3年目に消防学校入校

内勤業務が多く、
他より消防法の知識もあったので、
とても目立つ存在だった。
ただ、教官からもその点で、厳しい指導を受ける立場にあったので、
決して楽な状況ではなかったとのこと。

インタビューを終えて

元々持っている前向きで明るい性格が、
今の仕事に打ち込む姿勢になっていると感じた。
公安職でケガがあり、入庁前にイメージしていた
姿とは程遠い自分に
強いストレスを感じていると
思った。しかし、その状況も乗り越え、
今は将来に向かって、歩みだしている。
私は、ケガをして公安職の道を諦めそうになって
いる人、入庁後ケガをして職場を辞めそうな人に
ぜひ読んでいただきたい内容にしたいと
強く思った。不利な状況でもあきらめない姿
それこそ、幼い頃に憧れた消防官だと思う。
それをこれからも体現していただきたい。
そんな気持ちを込めて、
この内容をまとめている。
これからも、消防官や警察官等の公安職は、
子供たちの憧れとして、どんな状況でも
諦めずに頑張っている存在でいてほしい。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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