見出し画像

プレミアム付商品券を巡るあれこれの半年を振り返る- その1

60%のプレミアムが付く商品券が売り出される!

去年の夏8月初め、なんとなくコロナの感染者数が一段落した感があった頃の町の広報誌に挟まってたチラシ。
プレミアム商品券の発行で60%のプレミアムが付くと書いてあります。
ん?60%?!そんなに都合の良い話が世の中に存在したなんて、我が町も捨てたもんじゃないな。
正直そう思いました。
チラシには全世帯の人に行き渡るように数は用意してあるから1世帯4セットの上限ですよとも書いてあります。
やった。みんな買えるんだ。
4セットって事は、5000円×4で、2万円分握りしめていけば良いわけね。
それで、3万2千円分の買い物ができるわけです。太っ腹。

使えるお店は町内のお店はもちろん、コンビニや大手チェーンのスーパーやドラッグストアもOKです。
1冊8000円分の券のうち、1000円は飲食店専用です。

コロナで飲食店はお客さん減って困ってるだろうし、券は4セット上限いっぱい買って、町内資本のお店で使おうと決めました。

発売日は、8月30日午前10時から。先着順。
全世帯行き渡るんだから、先着順といっても関係ないねと思いながらも、その後の予定があったので、早めに会場の町民会館に行きました。

まだ準備中だったけど、同じように気の早い人は既に来ていて、何となくまだ並びもせずに中で待機してました。
人が増えてきて、密になりそうで心配になる頃、事務局から「会場が混雑してきたので発売時間を30分早めます」とアナウンスがありました。
ズラズラと最初に来ていた人から間隔を空けて並び始めました。
そして9時半に販売開始。
前の方だったので、すぐ順番が来て、予め書いた申込書を出すと、4冊購入する事ができました。
選挙の投票の時のように、どこの誰でとかの確認はなし。申込書さえ持ってれば購入できる感じでした。

会館の外に出ると結構な列ができていました。雨模様だったけど、小降りになってきて良かったなと思ったのを覚えています。

手に入れたばかりの商品券を握りしめ、友だちと町内で待ち合わせをして、カレーを食べに行き、得意気に商品券を出してこれで払いますと宣言しました(笑)

お店のオーナーも「これいいよね。」

なんとなく、ウキウキした気持ちの8月最後の日曜日でした。
そのお金の財源は何かとか考えなかったし、自分が得した感じと、使ったお店の人も喜ぶしと、その位の単純な気持ちでした。

プレミアム商品券問題はここから始まりました。

今年の2月には、こんな結末になりました。
一時は、ヤフーのニュースでも上位になるほどだった騒動に関わる経過を、何回かに分けて報告します。

画像1



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?