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本当は助けてって言いたかった

過去のことを振り返って涙が出るとき、私の心の中で叫んでいる言葉はいつもこれだ。


本当は助けてって言いたかった。


あのとき感じた助けてという気持ちがそのまま消えずに残っていてそれがふと蘇る苦しさと、助けてと言いたくなる状況にいた過去の幼い自分を大人になった今の自分が俯瞰的に眺めることで生まれる同情によって涙が止まらなくなる。


時間が過ぎていく。

話したいことも伝えたいこともきっと沢山あったのに。

大切な人のことを何も知らずにこのままお別れに近づくのは寂しい。別れが来るとわかっているのに。どうして私はこんなに臆病なんだろう。もっと知りたいと思う気持ちと嫌われたくない気持ちがぐらぐら揺れて、別れなんて来ないという傲慢な心に支配された私の体はいつも嫌われないよう動いてしまうのです。


名前も知らない人たちが沢山いる。

名前の知ってる他人。



肉うどん食べに行きたいと思います…🌞