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広告振り返り:ライト級~2024年6月~



・SUNTORY

 サントリーは元ネタ、ストーリー等は分からないが様々な生物たちが電車で旅をするようなアニメを出していた。
 原作が分からなくても見ごたえがあるオリジナルアニメシリーズに仕上がっているので、興味のある方は見て損はありません。

 その上には山田勝己のダカラの広告がある辺りが面白いですよね。
 山田勝己という人物がもう面白いという説はあります。

・OS-1

 経口補水液というジャンルの飲み物の広告。昨年7月も似たような広告をやっていた辺り、6月から7月の時期にやろうと決めているものと思われます。
 今では所ジョージが出てきただけで何となくOS-1かなって思うようになっちゃったもんね。イメージキャラクターとしての役割を果たしている。

・国大セミナー

 塾の広告。6人全員が最前列という事で、少人数教育を売りにしているようです。
 よく見ると画面右上に「LIVE風」と書いてある辺りはちょっと細かいのだが、なんかモヤモヤするCMなので取り上げてしまった。後述するグッドごはんの広告が流れた後にこういう塾のCMが流れると世の中厳しいなあって思うぜ。
 別に塾に行かせられる子供は行かせれば良いと思うし、普通のCMだと言えばそうではあるのだが。

・フリスクスパークリング

 飲むフリスクの広告。
 見るからにヤバそうな雰囲気の飲み物と言うか、たまに清涼飲料水で現れる劇物系のアレに見えるんだけど、案の定ヤバい味だったようです。そりゃな……

・グッドごはん

 夏頃、一人親家庭の貧しい子供たちの生活を描いた広告。夏休みは給食がないからずっとしんどいし、水道水でしのいでいた子供たちがグッドごはんの支援によって明るい家庭が戻ってきました、という内容。
 中々ヘビーな事実を紹介する広告だが、これもまた世界の一側面。そしてこういう広告の後にHerowarsが流れて空気差にびっくりしちゃうのも世界の一側面です。
 実際楽しい娯楽の時間の時にこういう暗い広告は勘弁してくれよって声もあるだろうけど、こればっかりはテレビの広告の時代からずっとやってる事だし、少なくとも変な詐欺広告よりは全然良いんじゃねえかなと思います。

・Uber Eats

 ウーバーイーツの広告で話題になったのがこれ。半分だけカラーバーを表示して、それが半額無料であるという事を表現するために使っている。他にも電車広告、テレビ広告なんかでも似たような広告を出していた。
 こういうのって一見壊れたように見えるから耳目を引くんですよね。全く巧妙なやり口だ。

・メルカリ

 メルカリは原口沙輔とコラボして人マニアを広告に採用。
 人マニアを経由する事で広告にビリー・へリントンの声を使える! という所が話題になっているが、まあ淫夢もweb広告デビューしてるしレスリングも広告に使われたって良いんじゃねえか。メルカリみたいな大企業が堂々と使っている辺りは趨勢が変わったというか、そもそもレスリングシリーズを知らない人も多いんだろうなって気がするけど。

・楽天カード

 楽天カードマンの新作広告。
 やってることは一緒なんだけど、新作がまだまだ出るんだから大人気コンテンツですよ。地味に初登場から随分経つキャラクターなのにいまだに広告が出来ている辺りからも大したもんです。

 10000ポイントがもらえるから早い所登録しようよ! という男に対して、あと1分で新幹線が来るタイミングでそんな事している場合じゃないよ~! みたいなオチに持っていく広告。
 早めに行動しておけば! というテーマで簡単にオチを作っており、最後まで見た方は楽しく見られたんじゃないかな。最後まで見ていない場合はそんな感想は出てこないだろうけども。

・menu

 これまたフードデリバリーの広告なんだけども、フードデリバリーでもゲートをくぐる広告をやっていた。射的要素は入っていません。
 何で合計6800円と半端な数値なのかは分からないが、こういうゲートくぐりの結果6800円になったんです! と言われたら納得できるかも……いや、そんなに納得できなくないか?

・JT

 鬼のゆく道という新シリーズをやろうとしているのがJT。
 日本たばこ産業だってのにタバコ要素が微塵も無い広告で何を伝えたいんだか分からねえよって思うかもしれないけども、ご時世としてそんなタバコを美味しそうに紹介するのが良くないってんだからしょうがない。

 大体健康志向だのなんだのってしゃらくせえよな。別に自分はタバコ吸わないけど、多様性多様性って言うならタバコを吸う人間の多様性を確保しろって話で、あんなガラスケースに詰め込んでタバコ吸わせるのは普通にかわいそうだと思うよ。
 ちなみに自分はタバコを吸ってません。 

・レノア抗菌ビーズ

 松岡修造がしゅうゾウに扮した広告。発泡して煮沸レベルの消臭が行えるらしい。最近のネットではしばしば煮沸が消臭に良いと言われるのを見て、その傾向を早速広告に取り入れた感じだ。
 しかしこの広告は昔のテレビ広告って感じで良いですね。松岡修造が全力で広告をやっているとそれだけでハッピーになるからずっと広告しててほしいです。

 クイズ編。
 修造の「ほわお~ん」は音MADのアクセントに使われそうな雰囲気がある。こうして広告を見るたびに音MADに使われるんじゃねえか、どうなんだ、と思いながら見るのはだいぶ不純なのだが……

・レイク

 Xの新機能、ショート風広告から発掘された作品。詳しくは後述。
 広告自体はまあいつものレイクなんだけど、新機能を使っているのが良いですね。正直そこが一番の見どころ。

・長崎ばれいしょ

 長崎産のおいしいジャガイモの紹介。
 ほどよいローカル感と画質の良さを両立しており、かなり見やすい内容に仕上がっていると思います。
 こういうので良いんだよね。

・富倉物流

 トラックドライバーを募集する広告。
 飛行機のテイクオフみたいなノリでカッコいい映像に仕上がっており、トラック運転手という職業へのイメージを変えたいという狙いが見られる。
 今時はトラックドライバーや配達業というのも人手不足なのだろうし、地道なイメージ改善から行っていこうという所なのでしょう。

・GUCCI

 GUCCIもNewJeansというアイドルグループを起用して広告していた。
 この音楽は昔iphoneの広告でも使われてたじゃねえか! 無断利用か? と疑う方もいるかもしれないが、これはiPhone14PROでMVが撮影されました、というコラボPVだっただけなので、別にiphoneが独占してるってもんでも無いようです。そりゃGUCCIが無断利用なんかするわけ無いんだけど、現代広告の無法ぶりを見ていると怖くなっちゃうよ。
 ライブ番組でもガンガンiphoneを出していたせいで間接広告だと嫌われた事件もあったらしいですが、それはまた別の話です。

・ちぃたん☆

 ちぃたんの広告。リプライ欄に表示されるタイプで、延々とかわいいことをやっている。

 しかしこの広告が真に話題になったのは実は海外の方。何でも海外でウザいと言われていたちぃたんの広告に対して、ちぃたんは仮想通貨広告や詐欺広告の代わりに出て来てインターネットを良くするマスコットだ、という議論が起こっていたとかなんとか。
 実際海外での仮想通貨広告はこのnoteでも数度取り上げていますが、そういうのの代わりにちぃたんが出てくるのであれば良いじゃん、と考えるのも納得出来ます。
 世の中何が話題になるか分かりませんが、真面目な広告をやってればそれが話題になる事もあるってもんです。地味にちぃたんは言及すると目ざとく発見してリプライを飛ばす習性もあり、話題になろうとする努力に余念が無い。ストリートファイターも強いし。

・有吉の壁

 たまにやっている有吉の壁の広告。
 今時珍しいお笑い番組で人気を維持しているんだから大したもんだと思います。普段テレビを見ていない人に対しても広告しておくと、Tverなどでの視聴を見込めるという理由で広告してるんじゃねえかなあと予想しているんですが、どうなんでしょ。
 余談だけどこういうテレビ番組の予告はチェックしづらいんだよね。再放送は絶対されないし、放映されているタイミングも短いし……

・ポケットモンスター

 おいおいコイツは広告じゃなくて本編じゃねえか、無断転載か? と思う方もいるかもしれませんが、これがちゃんと広告なんですよね。
 Youtubeの仕様上、長時間放置していると長尺の広告が流れやすくなる傾向があるらしい。それで長尺の広告=アニメ本編垂れ流しという施策になっているのは中々チャレンジャーだ。エンカウントしたのはお昼頃だったので、昼頃に放置しておくと出てくるかもしれません。
 子供からしたら広告でポケモンが出てきたら大当たりも大当たりでしょう。嬉しい広告枠というポジションを取れれば子供にも良い印象を残せるだろうし、中々考えやがったなと思います。

・ルックバック

 藤本タツキが原作の漫画をアニメ映画化したもの。
 皆これ見に行ってる印象があるんだけど、そもそも自分はそんなにアニメ映画をあまり見に行かないんですよね。よく皆こう映画館に行くなあ……えらいなあ……
 創作者なら心に響くみたいな話を聞くが、映画館に行く気にならない、漫画も読まない、広告しか見てないどうしようも無い奴には刺さらなそう。おしまいだよ。

・デリケアエムズ

 夏に行われるいつもの広告。下ネタ山盛りであるが、今回は2話完結というシンプルな構成です。とはいえ1話が9分あるので、昨年までの4話で5分ずつとボリュームはそんなに変わりません。
 時代感がガバガバなのはもう面白さの一つだから良いと思います。ムレ町時代の股倉幕府で大化の快感って、逆にあえてズラそうとしないとここまでぐちゃぐちゃに出来ないレベルでしょ。
 アニメの最後には公開記念インタビューもついてきてお得感も満載です。

・Braun

 自分の環境では頻繁に見かけたのにリンクを取れないせいで延々取り上げられなかった広告をついに取り上げる事が出来ました。と言っても、別に何かすごく変な広告ってワケでも無いんですけどね。
 とにかく、リンク取得が出来ない広告をリンク取得できるようになったってのがそれだけデカい話なんです。詳しくは後述。

・X

・Verified

 認証をつけるとビジネスで有利! みたいな話らしい。要はXアカウントの認証処理をしているアカウントです。
 それにしても「Xの認証がスモールビジネスを支援します」って言い草は傲慢だよな。そりゃX様に比べたら大体の企業がスモールビジネスなんだろうけどよぉ。

・Premium

 それでXを使っている人には「プレミアムに入って広告を無くそう!」なんだから、二枚舌だと言われてもしょうがねえよな。
 Grok AIだのポストからの収益だのという話も人によっては魅力的なのかもしれないが、多くの人にとっては広告を無くす効果がメインで運用されているんじゃないか。
 Xのようなビッグビジネスなら広告を増やすも減らすも自由自在なのだろうが、広告嫌いにとっても広告したい人にとってもモヤモヤする事は間違いありません。

・2024年6月の広告ニュース

・SORA AIが登場

 極めて破綻の少ない動画を作れるOPEN AI社の生成AI、Soraが登場。早速広告に採用され、あまりにもクオリティの高い広告がリリースされて界隈が大騒ぎになりました。
 トイザらスの広告なんだけども、本当に一見するとAIだと分からんレベルだと思います。動く生成AI広告の歴史としてはコカ・コーラの広告でやってたような一部にAI技術を採用するとか、Controlnetで動かすとか、ViggleAIやMagic Animateで動きをトレースさせるとかって内容が多かった印象があるけども、ここに来て一気にレベルが上がった感じだ。
 もちろん少年の顔がちょいちょい変わってるとか、一部のシーンでは手の破綻が見られるとかって問題点はあるらしいけども、そんなの最初から生成AI作品だって分かってるから注意深く見ただけなんじゃないの? という気がしてなりません。今後もこれが広告として出てくるとしたら、生成AIであるかどうかをチェックし続ける事は不可能だと思います。

・voodoo、BeRealを844億円で買収

 Z世代に大人気らしいSNSアプリ、Berealをあのハイパーカジュアルゲーム広告のレジェンド、voodooが5億ユーロ(日本円換算で844億円)で買収したらしい。一時期変なミニゲームの広告ばっかり流れてた時期あるでしょう。あのミニゲームの源流になったのがvoodooですね。
 Berealなるアプリは本当にバカみたいなアプリで、ランダムに選ばれた時間に自分とその周囲の写真を2分以内に共有しろ! というSNSらしい。個人情報は垂れ流しだし、これやってる時点で機械の言いなりであるし、いくらビジネスに使えるからと言ってこんなバカ丸出しみたいなアプリが良いとは到底思えないんだけど、それでもあのvoodooが目を付けたという事は将来性があると思ったんでしょう。
 こんなアプリに将来性があったら人類の将来性はお先真っ暗だと思うんだけど、それは自分がジジイなだけなのかな。いくら広告が好きでもBerealに広告を探しに行く気には中々なれないんだけど、もし変な広告があると知ったらイヤイヤ始めると思います。

・都知事選の選挙広告が大荒れ

2024/6/20 河合ゆうすけ 選挙広告

 都知事選の選挙広告が荒れに荒れていた。石丸伸二やひまそらあかねがネット上で話題になり、都知事選のポスターはN国党が枠を売ったり河合ゆうすけがエロいポスターを貼ってみたり、政治が広告枠になった期間だった印象。
 知名度を上げるために都知事選に出ました! というのは本来の都知事選の意図からズレてると言わざるを得ないというか、それが良いなら都知事選のポスター枠におねがい社長の広告とか載っけても良いじゃねえかって話になるよね。インターネットの広告どころでは無い荒れ方をしており、びっくりしちゃいました。
 こんなことになろうが結局小池百合子が当選したし、他の候補もいたっちゃいたけどまあこうなるだろうみたいなオチになるのも当然と言うか、知名度目当てっぽい連中は流石に見て分かるだろうというか。

・祖母の貯蓄4000万円を盗み、魔剣伝説に課金した31歳男性が話題に

 広告界隈のレジェンド、魔剣伝説が思わぬ所で登場。なんと祖母の金を4000万円も盗んで魔剣伝説に全部課金してしまったのだと言う。
 ここの所話題も聞かないし広告も見なくなったもんだからすっかり忘れていた人も多いかと思うが、魔剣伝説は未だにサービス終了していないんですよね。未だに魔剣の力が一部の人々を魅了し続けているし、課金戦争は終わらないんです。
 魔剣伝説はもう広告界隈から卒業して、ゲームに残った人からとことん搾り取るパートに入っているんじゃないかなあ。それらの収益を用いてモリノファンタジーなどの新作を定期的に出していた事を考えると、まだまだ稼ぎ頭の一人なんじゃねえかと思います。

・リンク取得が出来ないYoutube広告のリンク取得方法が共有される

 最近見かけたトラヴィスという方の投稿から、リンクの取れない広告動画の元リンクを取得する方法が判明した。判明したって言うかテメエがデバッグ情報の見方を知らなかっただけだろって言われたら全く返す言葉も無いんですけども
 これにより広告を見るYAKISOBAで取り上げている広告の内容がよりグレードアップしたんじゃないかなと思います。怪しい広告を見つけたらどんどんPCで取得していこうな!

・2024年6月のVtuber告知

・雪芽るみ

 すぺしゃりて所属の新人Vtuber。1月に登場した本阿弥梓と同じ箱の人で、これが2期生の一人らしいです。
 雪女モチーフのVtuberらしく、チョロインっぽさを前面に出したようなキャラ付けとなっています。
 配信内容は漢字でGOとかVALORANTなど、まあよくある感じでした。もうやる事が固定化されてくるのはしょうがねえんだろうな。

・茶々良かな

 ウェイトレスでゲーム攻略探偵だから助手になってくれ~みたいなノリのVtuber。これもすぺしゃりて二期生。
 ゲーム攻略探偵というだけあって「なつもん!」というゲームや、「Florence」というストーリー物など、色々珍しいタイトルをやっている印象。もちろんマイクラや龍が如くみたいな割とよく見る感じのタイトルもやっています。
 他にも2期生メンバーはいるが、自分が広告を見かけたこの2名はやっぱり登録者も多いような気がします。どういう基準でレコメンドされるのかが分からんけど、この辺の広告運で初動が決まってしまうのかなあ。そういう初動運が無いように、事務所がコラボ配信を企画しているとは思うのだが。

・終末むくろ

 そう思っていたら3人目も見かけてしまったので、別にVtuberの初動は広告運が絡むってもんでも無さそう。やっぱり配信の中身や動画の内容だな!
 インターネットに現れた死神という設定で魂を回収しきれてないけど、配信活動でリスナーの魂をゲットするぜ! という設定らしい。それをやったら視聴者が一生増えないのでは?
 やってることはエルデンリングやスーパーマリオ、バニーガーデンに砂テトリスなど一人で遊べるタイトルを精力的にプレイするタイプっぽい。配信者ノルマとしてVALORANTやマインクラフトなどもやっており、タイトルの豊富さで言えば他のメンバーよりも多彩な気がする。実はそれが特定の1タイトルを見たい層にとっては困る要素だったりするのかな。
 ビジュアルは一番好み。

・ミクストガールズ

 箱推し出来るアイドルグループ、を謳っているVtuberユニット、ミクストガールズのご紹介。候補者20000人から選ばれた8人という事で、かなりの高倍率から選ばれています。
 前を向いてみんなで頑張ろう! みたいなポジティブさが溢れており、良かったねって感じです。アイドルに必要な物ってのは結局そういう物なんですかね。
 今回は自分が広告で見かけた3名を記載していきます。

・琴宮いおり

 Vtuberアイドルプロジェクトの1人目。
 同時にVtuberをデビューさせてコラボ等で知名度を高めていくのは他の事務所とやってることは一緒なのだが、登場のタイミングで同期のメンバー全員でアイドルを歌って全員覚えさせようとしているのはちょっと技ありだなあと思いました。
 ライブ内容はスプラトゥーン3やAPEXなど。合同でやってる事以外は案外普通なんだけど、結局その辺の必修科目をちゃんとやっているか否かってのが大事なんだろうなあ。俺はもうちょっと色んな事して良いんじゃねって思っちゃうけど、どうせティザーPVしか見てない人間の戯言なんだから参考にしない方が良い。

・小鈴りあん

 食いしん坊のアイドル志望。だいぶ分かりやすいじゃないの。
 こちらもミクストの一員であり、アイドルグループのアイドル志望なんだから相当キャラが分かりやすい。ちゃんと歌ってみたもやっており、キャラのブレが少ないのも最近の人の中ではすごい気がします。配信でもマックの新作を食べ比べする! みたいな配信をやっているのも良いですね。
 それ以外にはVALORANTとかもやっている。

・桜音ことり

 リアルとバーチャル両方の存在であるパラレル・シンガーを名乗るVtuber。元々バンドコンテスト優勝者で、ヨーロッパライブも決定してたのにコロナパンデミックで全部おじゃんになっちゃったんだって。本当に?
 それくらいの実力者ならわざわざ受肉しなくても生でやれたんじゃね? そもそもコロナ騒ぎからも大分時間が経ってない? などモヤモヤポイントはあるが、その辺は色々事情があるんでしょう。普通に活動しようとして上手く行かなかったからバーチャルでのチャレンジをやってみよう、と考えた可能性もあり得る。

 Vの目覚めなるオーディションイベントにも参加しており、最終審査まで行っているようです。ほな実力はあるんか……
 なんか色々思う所はあるけども、とりあえずこの人自身はゲーム配信等もせず、歌枠と歌ってみただけがアーカイブに残っている辺り本気で歌をやろうという心意気は伝わってきます。
 今後の活躍に期待。

・佐渡レン

 ドSお坊ちゃま系Vtuberなるジャンルの人。佐渡という苗字はそういう……
 そのジャンル故かドM向けASMRなる動画も配信しており、ちゃんと個性を出そうと努力している感が窺えます。なおこの方もクソガ-KidzなるVtuberプロダクションに所属しているようだが、現状佐渡レンしか所属していない、フォロワーが18名のみ、ホームページは未完成という辺りからプロダクション……? という感じではある。今後オスガキからメスガキまで、いろんなガキが増えてくのかな。
 最後に思いっきり中指を立てているが、広告で中指を立てるって中々チャレンジャーですね。その根性は気に入った。

・羽桜ミニ

 台詞を音ハメしているタイプのティザーPV。見た感じは良いが、どんな人物かは分かりづらい。
 現状はショート動画がメインであり、準備中と言うにしても何をするのかがイマイチ分からない、という印象を受けてしまった。とりあえずゲーム、歌、雑談をやっていくようなので、準備が終わった後に期待。

・アクアプラス

 往年の美少女ゲームメーカー、アクアプラスがイベントを開催。なんと30周年という事で、大規模イベントの告知をしております。
 何をするかはXだけではよく分からないが、まあ今後の広告で分かるようになっていくんじゃないですか。ちなみに現状はキャストによるトークショー&ライブを想定しているみたいっすよ。

・三国志覇道

 三国志覇道は1週間程度毎日当たるキャンペーンを実施。
 えらべるpayの方が実用的ではあるが、極求賢札ハンドタオルの方が珍しさでは上じゃないでしょうか。そういう意味で分けてるんだろうなあ。

・Monster Hunter Now

 モンハンナウは大型アップデートでガンランス、クシャルダオラの登場を告知。
 6秒の広告なので告知出来る事には限りがあるが、6秒の紹介内容としては多め、かつ十分な紹介がなされている。良い広告じゃないですか。

・FINAL FANTASY 14

 FF14は新シナリオ追加の機会にプロモーションを打っていた。内容は普通にHIKAKINが楽しく遊んでいる感じです。
 明るい感じの世界観で、楽しく遊べるよ! みたいな所を紹介しているのは王道で良い感じの広告だと思います。王道過ぎるくらいかもしれません。

・KINGDOM HEARTS

 Steam版キングダムハーツの広告。
 宇多田ヒカルの歌が入るとなんかすげえ平成って感じがしませんか? 偏見も良い所かもしれませんけど。
 内容は割と普通です。

・BLUE PROTOCOL

 リリース時に色々言われていたブルプロだが、なんだかんだ1周年らしい。散々な評価を受けているのを見かけるし、広告も一応見かけていたが大して目立った広告では無かったなあという印象である。
 実際改めて見ても目立った感じの広告は無い。ソロか協力かどっちですか、というのもそりゃソロか協力かしか無いだろうという気がするし……

・The First Descendant

 新作シューティングゲームの紹介。こちらはPVなので、カッコいい映像がふんだんに出てくる。
 こういうのは映像だけならナンボでも見せる事が出来るだろう……という話ではあるが、そこでもカッコ良くない映像を出しちゃう例もあり得る事を考えるとセンスの良い映像が出来るってのは優れているもんです。

・ブロスタ

@Brawl Stars

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♬ Promoted Music - Brawl Stars

 ブロスタのアニメ系広告。Supercellはこういうアニメが凝ってていいよねって話なんだけども、コラボ音楽が異様にカッコいいんだよね。

 これに関してはさっさとフル版を見なさい。
 広告が良いとか悪いとかって言うよりもDragonforceがカッコいいだけなんじゃねえかって話になるんだけど、実際メインテーマのカッコよさは大事じゃないですか。広告のテーマソングで今年一番カッコいいのは多分これになると思います。

・ワールドダイスター 夢のステラリウム

 ワールドダイスターはコードギアスとコラボ。O2は本当にカッコいい主題歌なんですけども、初出は2008年なんですって。16年前……?
 昔機動戦士ガンダムの主題歌が流れた時に古い曲だよね~とか言ってたけども、オレンジレンジとかももう今やレトロの領域に入っていると思うとさすがに顔歪んでくるな。昔は無邪気に昭和レトロとか言ってたけど、もうすぐに平成レトロとか言われ始めちゃうよ。夕方ごろにテレビアニメを放送していたあり得ない時代。

・魔女のふろーらいふ

 昨年2月から紹介していた広告。これゲームじゃなくて、色々な創作を公開していこうというプロジェクトみたいです。この辺の流れがいまいち把握しきれていませんでした。
 今はノベル作品で、キャラボイスPVで今は人物を紹介している流れっぽいです。いずれはNetEaseからゲーム展開する気だという話しか知らないけど、実際どんなゲームになるかはまだ分かりません。

・学園アイドルマスター

 学マスは話題のヒョロヒョロ系美少女、篠澤広をメインにした紹介した広告を出していた。
 この「かわいい集」スタイルのShort広告は今後も新キャラが登場次第やっていくんじゃないかなあ。

・ミリオンライブ!シアターデイズ

 アイマスシリーズのゲーム、ミリシタが7周年である事を告知。おめでとうございます。
 ガチャ回数は最大160回、SSRのキャラ選択アイテムが2枚とのことで、長期運営の有名タイトルにしては豪華なもんだと思います。白猫プロジェクトの毎日1回無料とか見ると相当頑張ってるように見えるし、キノコ伝説の無料4000連ガチャに比べると全然少ないように見える。結局何と比較するかです。

・金色のガッシュベル!永遠の絆の仲間たち

 ガッシュの放置ゲーはいいねかRPでもらえるBINGOカード施策なるものをやっていた。

 具体的にはこんな感じのリプライがやってきて、このリプライで来た画像でビンゴを楽しんでくれ! という施策です。
 生放送を見てもらうためには良いやり口なんじゃなかろうか。

・コードギアス反逆のルルーシュ ロストストーリーズ

 コードギアスのゲームの紹介なんだけども、絵に合わせてテキストを流す形式はどこか陰謀論系の書籍広告っぽいんだよなあ……
 最後の方はしっかりカッコいい広告なんですけどね。

・呪術廻戦 ファントムパレード

 伊地知潔高というキャラを紹介する広告。
 そんなに超変わった感じではありません。無難な出来なんだけど、最近のキャラ紹介の凝りようを見ると物足りなさを感じる人もいるかも……

・ロマサガRS

 ロマンシング サガ リ・ユニバースはラッピング電車を活用した広告キャンペーンを行っていた。
 「埼京線に最強の敵が現れる!」というダジャレ的な広告なのだが、これが中々にインパクトがあって面白かった。実は自分もこれに出くわしたのだが、この時不覚にもスマホの電池が無かったんですよね。もったいない事をしたなあ。

 具体的にはこの辺の画像を参照してもらえれば雰囲気は概ね分かるかと思います。
 こういう特別車両の場合液晶で延々と同じゲームの広告が流れるので、絶対に特定の広告を見せられるという意味で中々有効なんじゃないか。
 一時コロナ禍で電車の吊り広告は終わった、みたいな話題がありましたが、こうして一車両ジャックするような形で広告すれば移動時間中絶対に広告を見せつける広告媒体として活用できるのはよく考えたなあ。既存のやり方が終わっただけで新しいやり方を開拓していく精神に感服しました。他の広告でもやってる事かもしれないけど。

・インフィニティニキ

 2022年末頃に情報が出ていたインフィニティニキだが、再び広告が出てきた。PS5向けソフトという事で、これまでのグラフィックよりも圧倒的にグレードアップした最新作が登場だ。
 これまでの着せ替え要素がどれだけ踏襲されているのかは分からないが、広大な世界を走り回りながら着せ替えつつ遊ぶような感じになるのだろうか。とりあえずリリースされない事には何も分かりません。

・ゼンレスゾーンゼロ

 ゼンレスゾーンゼロは引き続きリリース前広告を出していた。
 ……だが、7月に放映されている広告と比べるとかなりフツーの広告だなあと思います。7月の広告は尋常じゃないクオリティで注目を集めていたのだが、6月時点で見られた広告だけ見ると「まあよく出来てるよね」くらいの映像なのは何なんだ。
 ゲームのプレイ映像だけ見る分にはまあこんなもんか、って感じはするんすよね。

 アニメ調の演出を見るととんでもない広告をやってきそうな片鱗は見せているんだけども、あくまで片鱗。
 それにリリース前だとどこまでゲーム本編で映像通りのゲームが出来るかってのは分からないもんですしね。その気になればウソをついたって本当にそうかどうかのファクトチェックは不可能な訳です。
 Hoyoverse系のゲームに限ってウソをついてまで誇張した広告をやる可能性は限りなく低いのだが。

 ビリーと言うキャラがぐいぐい動く広告。
 実際この広告の時点でよそのゲームとは全然違うぜ、って所を充分に見せつけているんだよなあ……

@ゼンレスゾーンゼロ

ゼンゼロ7月4日リリース決定!今すぐ事前登録!

♬ Promoted Music - ゼンレスゾーンゼロ

 Tiktokではゲーム本編を紹介するような内容に仕上がっている。
 ゼレンスゾーンゼロと名前を間違えているのは、あえて間違えてコメントでのツッコミ待ちを仕掛けていると思われます。こういうテクをしっかり使うのもゼンレスゾーンゼロの強さよ。

・崩壊:スターレイル 

 スターレイルはホタルというキャラを紹介していた。
 戦う時は外骨格を装着して戦う美少女とか嫌いなオタクおらんし、良いキャラ出してきやがったなあと思います。
 ショート広告から6秒広告まで様々なバリエーションをリリース済み。

 アニメの切り抜き広告。
 凝ったアニメを作ったら切り抜いて骨までしゃぶれ!

 その他多分先月までに見つけられていないものだったり、6月になって初めて見た気がするものだったり。

・原神

 原神は同人アニメを広告として放映していた。同人とは言うけどちゃんとアニメーションしていて、大したもんだと思います。
 HoYofairというアカウントから投稿されているんだけども、これはHoYoverseの同人作品を投稿し合おう! というファンアートイベントなんですって。その中で優秀な作品をこうして広告にしているのだと思われます。
 過去に最強でんでんもファンアートを広告に起用していたが、高水準なファンアートを広告にするのは今後流行っていく可能性がありそう。とはいえそのためにはコミュニティ作りを頑張るという、広告を自ら作るのとはまた違った苦労が必要にはなるのだが……

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