広告振り返り:ライト級~2024年1月~
・福島県農林水産部公式「1400のネタばらし」
福島県農林水産部の県職員自らが撮影、編集してお届けするYoutubeプログラムの広告。福島県の農業に関するニュースをお届けしており、週に2~3動画程度を公開しています。
自分はこれ初めて知ったんだけども、コンテンツはそれぞれ工夫している感じがしていて良いですね。個人的には「ネギの気持ちになってみた」とか好きです。
このCMは明らかに編集が凝っているので、ちょっと気合を入れて作ってみた感じも窺えます。最近はマスコミ不信からどんどん公式からの発信が増えているので、今後は各県メディアからの広告も増加していきそう。
・SUUMO
SUUMOは上白石萌歌出演のショートムービーを公開。引っ越し、新生活をテーマにした内容で、オチも含めて中々にエモーショナル。
ちょうどこの時期以降から行く大学の決まった高校生が引っ越し先を探し始めるだろうから、そこに合わせた映像だと言えるでしょう。ストーリー自体も一捻りあって見ごたえがあるし、よく出来た作品です。
・求人ボックス
なかやまきんに君の登場するいつものやつです。
最近は国家系の真面目な広告が多かったので、こうしてヤーとパワーだけでゴリ押すきんに君が帰ってきてくれてうれしいよ。一生ヤーとパワーでゴリ押していけ。
・あおぞらケアグループ
介護の会社の広告であるが、確認すべきは出演している役者。何と元TOKIOの山口達也が久方ぶりに広告に登場しているのだ。
アルコール中毒はどこまで治療出来たのか分からないけども、ちゃんとこうして表舞台に戻ってきているというのは喜ばしい事です。もちろん過去の行いは残るけども、それを踏まえた上でもう一度頑張ってほしいですね。
・みんなのFX
FXのスワップ知らないの!? 俺も知らない! という開き直った感じの広告。15秒の広告なので、結局この広告ではFXのスワップが何なのかは分からないし、なんならみんなのFXで何が出来るかもよく分からない。
この辺はあくまで広告なので用語説明をしないのは分かるんだけど、どんなサービスかも分からず疑問だけをいきなりぶつけてモヤモヤさせたまま終わるのは興味を抱かせるにはちょうど良いのかな、と思います。
そんなモヤモヤする広告ながら、スッキリ「俺も知らない!」と言い切る事であまりイヤらしさを感じさせないのは有吉弘行の手腕。
・朝日新聞デジタル
朝日新聞もXで広告とかやるんだ。
記事の内容に関してはとやかく言わないけども、新聞離れが叫ばれる昨今Xでも広告をしていこうという気概を感じます。
そもそも新聞に対する心象が悪いって所に関しては一旦おいておくべきなのでしょうか。自分はそんなに嫌いじゃないけども、最近のメディア嫌いってのは中々根深いですからね。それでも広告を出すなりなんなりして動かねばならぬというのは間違いないし、今後も様子を見ていきましょう。
・URBANHACKS
電車内広告で特に話題になった物。
プログラミングコードかと思ったらローマ字で書かれている、というギャグが光る。それにこれを一目見て「うわっプログラミングかよ……」と思って読むのをスルーするような奴はこの広告の面白さが分からないしわざわざ応募もしないでしょうから、一次審査にもなっている優れた広告です。
自分はもし広告じゃなかったら読む気にもならなかったので一次審査落ちです。
・DLsite
DLsiteはBL漫画を告知していた。
なんかこれがエロ過ぎる、ちゃんと規制しろとかって話題になってたらしいんだけど、もう世の中もっとエロい広告も下品な広告もあるからこれくらい健全なんじゃねえかなって思っちゃったんだよね。自分の感覚がマヒしているだけなんですけども。
創作のゾーニング問題と広告のゾーニング問題は近いようで遠いというか、難しい所があるなあと思います。結局下品な広告はやめろよの一言で済むと言えば済むんだけど、何の基準に合わせて規制するの? みたいな話はインターネットが続く限りずっと続きそうな気がします。
少なくとも自分はそんなに気になりませんでした。
・4Gamer
新年だからか4Gamerも広告を出していた。
風来のシレンとかGBVSR、バルダーズゲート3のような超ビッグタイトルの中に堂々と混じってくる「#ネバアフ」と「#星矢ジャスティス」よ。絶対裏でパワーが働いてますって。
・サロンパス
サロンパスはよく広告に登場する透明な人間、はるおくんを採用した画像広告を出していた。
血行が悪くて腰を痛めてる人なんかネット上にいくらでもいるだろうし、需要自体は確実にありそうな広告。であれば、こういうネタに走っておいてより拡散を狙うってのは賢いアイデアだと思いましたね。
・Digi-Fig
デジタルのフィギュアを自由に動かしてカッコいいジオラマを作ろう、というアプリ。その筋の人は結構喜びそうなアプリじゃないの。
こういうアプリで遊んでもらって、本物のフィギュアをブンドドする方向に進んでくれればそれもまた良い。ありそうで無かったものなので、今後に期待です。
リリース直後の無料プレゼント企画として、フォースインパルスガンダムを配布していた。
ここは劇場版機動戦士ガンダムSEEDFREEDOMの公開に合わせたキャンペーンです。
・au
auがmidjourneyを使って出していた広告の再掲。何でかこれがYoutubeから消されていたので、改めてこっちを残しておきます。
日本企業がAIを使い始めた証拠として大きなポイントなんだから、これを消すなんてとんでもないですよ。
・Survey
Xのアンケート用に使われていたSurveyから、アンケートのついていない投稿を発見したのでスクショしてしまいました。
まあそれだけの話なんだけど、こういう珍しい物を見ると一日ハッピーでいられる気がしますよね? しません?
・劇場版 SPY×FAMILY CODE:White
時折見かけた劇場版スパイファミリーの広告だが、新年エディションも用意されていた。本気で家族向けに映画館に行かせようとしてらっしゃるよ。
内容自体はいつもと一緒です。
・東京ナレーション演技研究所
すっごく古い雰囲気の広告。
何でこんなに古いかと言えば、再投稿して広告を出しているんだけど映像自体は昔から特にリニューアルしていないからですね。十年間継ぎ足してきた秘伝のタレみたいになってる広告です。
確認出来る範囲では3年前の動画が一番古いんだけども、これ絶対20年前くらいからあるよね。
Shortバージョンも作って一応時代に乗っているが、それでも動画は全て一緒。
どうせなら新しいプロモーション映像があっても良かったんじゃ? そう思っても同じ映像を擦り続ける事によって話題が出来ているんだから、これはこれで正解なのかもしれない。
・東京電気
省エネするための節電テクニックの紹介。
こういう広告もずいぶん懐かしくなったもんだよね。大体でんこちゃんシリーズってまだ続いてたんだって感慨すらある。
昔からの広告おじは30周くらい味わえる広告だと思います。
・ドライクリスタル
吉澤亮がラジオ風にドライクリスタルの感想を紹介する。
しかしこういうビールの広告ながら、プルタブの色について喋るだけで一切ビール本編には喋らないのは中々斬新な切り口ですよね。ビールの広告と言ったらビールの泡が勢いよく吹き出す映像と共に、太陽の下でビールを飲む人々を写したいもんじゃないですか。そこであえてプルタブだもんね。
太陽が一切出てこないビールの広告というのは落ち着いていて、これはこれで良い広告だなと思います。ビールだからって飲み会で絶対に飲まなくて良いんだよ、と言ってくれているようです。
・アサヒスーパードライ
対してこの広告を見てくださいよ。氷からビールが出てくる、ビールが出てくる、イチローがビールをおいしそうに飲む。これぞトラディショナルなビールのCMよ。
ドライクリスタルのような広告を出すのも広告の多様性だとは思うけども、やっぱりこういう王道のビールの広告があるからこそ捻ったビールの広告も成立する、という所をよく分かっていると思いますね。
交互に見るとビールがよりおいしくなるのでオススメです。
・ドミノピザ
新発売のピザ、チーズボルケーノのご紹介。
実はこれ広告に影響されて買ったんだけど、ちゃんと中のチーズはトロトロだし、それにピザを付けて食べる事でよりおいしいしでメチャクチャおいしかったです。広告に偽りなしである事を広告を見るYAKISOBAが保証します。
期間限定なのがもったいないピザだったよ。
・nizimaLIVE
Vtuberに簡単になれるアプリの紹介。今時はLive2Dもお手軽に使えるってもんですね。
とはいえ広告の通り、「Vtuberになれます!」のタイミングでたくさんの視聴者が液晶の前に集まるという保証はありません。この辺テレビの広告なら「※映像はイメージです。」という注釈が入っている所だったんじゃねえか。
・2024年1月の広告ニュース
・wacomが新年の広告にAIイラストを使用して炎上
液晶タブレットなどを販売しているwacomが生成AIイラストを広告に使用し、新年早々非難が殺到した。クリエイティブ職の仕事が奪われるとか、AIの学習元に違法な児童ポルノのデータが含まれているとか、そういう問題のある物を絵描きの道具を販売している会社が使ったのはどうなのかとか、wacom自身がAI対策を出していたのに無断学習作品を使っているのはダメだろうとか、色々議論になりました。
それだけ議論になろうが出てきた動きは署名活動くらいのもんなのだが、そういう活動に熱心になれる層は現状社会のごく一部である。様々な人がいる中で署名活動まで行った時点で、インターネットは頑張ったと褒めるべきでしょう。
この広告の件から3日後、wacomは謝罪文を掲載した。結局イラストはAdobe Stockで購入した物だし、AI検出ツールを使って確認してもAIで生成された物ではない事を確認して使ったとのこと。だから、結論としてはそのドラゴンの画像素材を使ったのが良くなかったと言う事。
AI検出ツールの良し悪しは知らないけど、とりあえず公式ではAIでは無いと発表した上に明確なAI使用の証拠はどこにも無い。うろこが変、しっぽが変、角も変だと言っても、それは100%AIであるという証拠にはならない。だが、このご時世でそういう不出来な素材を使うという事はリスクを負う事は明らかだった。そこを考えて素材を選んだり、絵師に依頼したりすれば避けられた問題である。
とりあえず、インターネットでAIについて議論するのはもうやめよう! AIで嫌がらせしたい人間とAI全部を規制したい人間という両極端な層がいる中でどうして建設的な解決策が生み出せようか。
・パルワールドが大ヒット
広告何も関係ねえだろ! と思うかもしれないけど一応。2024年最初の大ヒットゲームとなったパルワールドだけども、ゲームに明るくない人は広告一切無しで何故こんな皆知ってたの? みたいな雰囲気になってるでしょう。
その理由はズバリ、ゲーム系のニュースサイトでは2021年の発表時点からずっと話題になっていたからです。また日本ではなく海外でも銃を撃てるポケモンという所でバカ受けしていたのもある。
ニュースサイトに取り上げられる、話題になるというのも広義で言う広告なんだなあと思わせる一番大きな出来事だったんじゃないですか。ネットで広告を1個もやらなくたって、3年前から話題になっていれば広告と同じくらいのパワーがある。
ちなみに今人気のソシャゲであるNIKKEもベータテスト時点で話題を取ってからの大成功だったので、中身に自信があるなら情報は流し得だと言えるでしょう。
・PC版Youtubeの広告表示数が増える
PC版Youtubeトップの広告表示数が8つ中1つから、8つ中2つに増えた。
ゆくゆくはトップページ全部広告になっちまうぞ!
・2024年1月のVtuber告知
・巫ロキ
巫ロキという縁結びの神をテーマにしたVtuber。「かんなぎろき」と言います。映像自体は編集がボカロのPVっぽさを感じる。
Phase connectなる箱も初めて聞いたし、公式サイトのキャラ紹介ページは何か書いてあるかな~と思ったらPhase kaleido組の巫ロキの紹介はまだ無いしで困ったんだけど、現状見た感じは海外のVtuber事務所っぽいですね。2024年からPhase connect JPと称して、本格的な日本展開を開始したようです。頑張ってください。
配信自体は歌ってみた、雑談、ゲーム配信等をやっている普通の配信者。あくまで手探りであるが故に、日本で上手く行きそうな所を模索しているなあと感じます。
・倉夢ぴこ
こちらもPhase connnectから同時期に登場したVtuberのご紹介。こっちはアニメの予告のような雰囲気になっており、巫ロキよりもカワイイ路線を強めているように見えます。
やはりというもんではないけども、同期で登場する配信者同士でキャラかぶりが無いようには意識しているんだろうな、という所は感じました。
個人的には初配信告知を見ていて一番ちょうど良いなと思ったのは倉夢ぴこな気がします。Vtuberの設定を最大限活用している例って黎明期の人以外あんまりいない気がするので、これくらい変な設定で良い。
・恋衣めもり
逆に設定の説明がすげえのが恋衣めもり。
記憶の女神の下で働いていた妖精なんだけど、大災害の影響で監視システムが壊れて人間のデータが全部消滅しちゃったんだって。それでライブ配信を通して、人間の記憶や感情を集めさせてほしいと仰っている。
本気でこの設定を活かすならいつか「大災害」の内訳が分かるのかもしれないとか、記憶の女神関連の設定が掘り下げられたりするのかもしれないけど、多分そんな事は無いと思います。あったらすみません。
ちなみに恋衣めもりもPhase connect勢です。第一期で日本初上陸という事で、1月頃にまとめて広告して箱推ししてくれって狙いだと思われます。
・本阿弥あずさ
すぺしゃりてという事務所から登場したゲーセンVtuber。
格ゲーが好きという自己紹介に違わず、ちゃんとスト6、GGSTが多めでたまに雀魂というラインナップになっているのは好印象。スト6もマスター到達済みでMR1450程度とやっている感が窺えます。
今時はスト6も多くのVtuberがやっているのでこれだけで差別化とはいかなそうな気がするので、どうせならゲーセンVtuberらしく他ジャンルのアケゲーとか触ってみてほしいですね。虫姫さまみたいなケイブシューとか、麻雀は麻雀でもPC版麻雀格闘俱楽部をやってみるとか、そういう路線で突っ走り始めたら真面目に見ちゃうかもしれません。
・吠鳴ワーグ
記者会見風の自己紹介広告。
バカゲーや雑談、刃物ASMRをメインにしているらしく、割と配信内容がざっくりと分かるようになっているのが特徴的。完全個人Vtuberらしいが、中々完成度の高い自己紹介になっているじゃないの。
自己紹介広告と言うと変に設定を語ったり何をするのか分かりづらかったりという問題点があるけども、これくらい情報が入っていれば合格と言えるでしょう。
大体吠鳴さんは2年前から活動を始めていて、この広告の元動画を投稿したのが4か月前。よってある程度活動をして、より知名度を高めるために広告をしたと思われます。
・今城いぜら
バ美肉というのも中々聞かなくなりましたが、今時の配信者さんは女声を上手に出すもんですね。
バ美肉の技術に関しては驚かされましたが、基本はゲーム配信がメインでタイトルも人気どころをそれなりに抑えている感じ。そういうゲームが好きなら見てみても良いんじゃないですか。
・恋葉めもわ
XでYoutubeを広告しているパターン。
この画像だけでめもわという人物の最低限は紹介しているので、あとは配信を見に行くだけです。ファンネームが「ユーザーさん」なのはかなり他人行儀に見えるが、美少女ゲームってそんなにユーザーさんユーザーさんって言いましたっけ。
・スーパーマリオブラザーズワンダー かんぺき攻略本
スーパーマリオブラザーズワンダーの攻略本の広告。今時攻略本とかあるんだと思うけども、やっぱり攻略本文化というのは大事にした方が良いと思っているんですよ。
というのも、自分が初めて真剣に読んだ本って何だろうと思い返してみるとやっぱり攻略本なんですよね。祖父がプレイしていたドラゴンクエスト7の攻略本とトルネコの大冒険2の攻略本を糸綴じがボロボロになるまで読み込んで、どこにどのモンスターや武器の情報があるかまで覚えたのが初めての暗記経験でした。それで祖父にモンスターの行動を聞かれたらパッと攻略本をめくって、対応したモンスターの情報を言う。今思い出してみると人力ChatGPTにされていたんだけども、それで褒めてくれた経験ってのが今の自分の文章好き、本から物を調べる能力の土台になっているんじゃないかなあ、と思う訳です。
インターネットで調べりゃいいだろうと言っても、いざという時に本をめくれるようにしておくと後々で調べ物をするときに掘り下げられる情報の量が変わってくる。そういう意味で子供が何度も読み返して調べごとをするきっかけとして攻略本があるのは良い事だと思います。そんな人間なのに攻略本に携わるような事も無く、広告をまとめる人間になっているワケだが……
・バキ KING OF SOULS
キンソルはおみくじ広告をリリース。
こういうのは本当に好きそうなジャンルだから、今後も擦られるんだろうなあ。特に年末年始。
・はじめの一歩 ファイティングソウルズ
中々カッコいいキャラ紹介広告。660連ガチャも紹介しております。ゲーム内容を紹介していないのはいつもの事ですね。
ところで映画館みたいなフィルム傷演出があるが、こんな過剰にフィルム傷って出てくるもんでしたっけ。地味に誇張した表現だと思うが、これくらい誇張しないと意図してつけたフィルム傷演出だと分からないよねって所もありそう。
・まおりゅう
転スラまおりゅうはオーバーロードとコラボ。相性は間違いなく良いだろうし、その時代のラノベが好きな人には刺さりそう。
しかしこういうラノベ系ゲームは毎度毎度似たようなアプリ同士を横断したコラボをずっとやってるよね。多分それが一番求められてるしそれ以外のコラボをやってもロクな事にはならないと思うんだけど、なんかラノベ主人公は同期のラノベ主人公の衣装を一通り着てそうだなあって思いました。
・陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン
カゲマスは新年特有の短編3DCGアニメをCMにしてきた。
キャンペーン紹介等は無いが、ファンが一番喜ぶのはこういうのだという所はよく分かっているようである。良いんじゃないですか。
いつものキャラ紹介広告。
最大9200個の幻魔石がもらえる、というキャッチコピーは大体半周年期の10000幻魔石と同じようなもんです。
カゲマス謹製の動画が小さい広告も見なくなりましたね。
自分はあれの良さがずっと分からなかったので、こういう広告の方が好きです。
・GGGP2024
ガンダムの大会も広告をやる時代だ。これは日本全国のゲームセンターで大好評稼働中の機動戦士ガンダムエクストリームバーサスオーバーブーストの公式大会の告知で、ちょうどダブルオースカイにファラクト、あるいはダークハウンドやジ・O、X2改などが環境機として活躍していたのが印象的でしたね。
この大会は部分部分見ていたけども、トップガンダム勢のテクニックっていつもすごいんですよ。中々実際にやっていないとすごさが分かりづらい所があるけども、ちゃんと環境機体を使って勝つのもすごいし、ザクⅡ改とかユニコーンとかで勝つのもすごい。
ちょいちょいファラクトの狂った性能が見られる辺りは「う~わマジかよ」って思ってしまったタイミングもあったけども、総合して見ると200キャラ近くいる中で職人が上位まで勝ち上がってくるんだから見ごたえある大会でしたね。実際に遊ぶとレート制がモチベ維持にはしんどいとか、傍から見てる分にはいいけど実際にファラクトと対面するといい加減にせえよこいつって思うタイミングも少なくないのだが。
・湾岸ミッドナイト マキシマムチューンカップ2023 IN北海道
湾岸ミッドナイトも大会をやっていた。
実際最近のアーケードゲームはゲームセンターで公認大会をやる例がぐっと増えたような気がします。非公認大会をやっているゲームセンターももちろんあったけども、今じゃクレーンゲーム屋と化してしまったゲームセンターが本当に増えましたからね。時代の流れとしてやむをえないですけども。
しかしここまでWebCMを見かけるのもそれはそれで時代を感じる。以前はテレビはもちろんYoutubeでもゲームの公認大会のCMなど見る機会が無い物だったと思う。
・龍が如く8
SEGAの大作RPG、龍が如く8が登場。昔は龍が如くの海外タイトルって『YAKUZA』だった記憶があるんだけど、龍が如く7外伝以降から『Like a Dragon』に変わった事を今更知りました。物語がヤクザの抗争に留まらなくなったことから、タイトルを変えたみたいですね。
実際に広告を見ていても楽しげなハワイを表現するような映像に仕上がっており、これまでの任侠映画的な世界観が得意でない人にも触れてもらいたい、けどヤクザ物の要素もしっかりある、という物語の光陰を感じる仕上がりになっている。
・グランブルーファンタジーリリンク
あのサイゲームスが出したアクションゲーム、グラブルリリンクの広告。
一昔前なら「あのグラブルがウソ広告を!?」と思ったかもしれないけど、今となってはこういう真面目なゲームも作れるし普通に面白いんだ、というリアクションになりますね。ちゃんと真実。
日本のゲームに、新しい空を。と言う割には案外王道のファンタジーでした。とはいえ現代日本は何でもかんでも逆張りだの異世界転生だのが跋扈しているので、こういうちゃんとしたファンタジーをやるのが一番新しい空なのは間違いないです。
良いゲームだと思います。
・グランブルーファンタジーバーサスライジング
「ぐらばとっ!」というミニゲームを紹介する広告。
これって結局どれくらい意味があったんでしょうね。一応無料版でも遊び放題らしいけど、ずっとミニゲームを遊んでいる層はどれくらいいるのか。
格ゲー要素よりもミニゲーム要素の方が多めだったのは、初動で食いつく格ゲーマーは大体取り切っただろうという判断だろうか。
一応ロビーにサッカー要素はあるけど、あれで遊んでる人ってあんまいない気が……
もちろん格ゲーの広告もあるっちゃあります。
自分が見落としてるだけで、格ゲー部分を告知している方が濃い場合もあり得る。
・ドラゴンクエストタクト
ドラクエタクトはクロちゃんとコラボ。でも俺ダークドレアムをクロちゃんが演じるのは見たくなかったよ。いくら堕落したとは言ってもクロちゃんは堕落し過ぎだろ!
堕落し過ぎだと思うくらいの役回りだからこれで良いのかもしれないが、それにしても加減して欲しかった気がします。自分にも思い出補正って強くかかってたんだな……
DQMSLともコラボしていた。
内容としてはプレゼントの紹介だけなので割と薄味です。
・Fate/Grand Order
FGOはサムレムコラボをリリース。
内容としては割といつも通りなんだけども、特に知らないとまたいつもの新キャラ紹介かあ、としか思わない。特別にコラボです、と言わない事によってネタバレを回避しているのだろうか。
・ラグナロクオンライン
ラグナロクオンラインは21周年を迎えて22年目に突入した事を告知していた。大体初代PS2の発売が2000年なので、その2年後にサービス開始したと書くともう大昔のゲームです。
その辺のソシャゲが「半周年おめでとう!」とキャンペーンをやっているのに対してこっちは21周年よ。年季が違うよね。ここまで来るともはやキャンペーンなんか紹介してないし、「いつでも遊ぼっ♪」の一言で済んじゃうんだから恐ろしい。
低スペックでもサクサク遊べて豊富なコンテンツ! というのは最初にリリースされた時期を考えるとそりゃあそうだろうって話なんだけど、それだけ維持し続けたのがすごいんだよね。
とにかく長く続いた秘伝のタレと化しているので、今後にも期待がかかります。
・PUBG MOBILE
PUBG MOBILEは兎田ぺこらと引き続きコラボ。かれこれ11月頃からずっとコラボをしている辺り、何か月スパンでまとめてコラボしてください的なノリでやっているのだろうか?
内容はボイスを実装しましょう、という所で規制音ばかりで攻めすぎだぜ! みたいな所。まあ規制音を入れるだけならタダだしな。
・モンスターストライク
モンストは新年特有の凝ったアニメ付き広告をリリース。
新年は王道のゲームが普通に広告をしていたなあ、という印象でした。2023年にジャックポットワールドがテレビで広告していてぶったまげたのはやっぱり特殊だったからです。
・メメントモリ
毎年毎年新年になったら熱心に広告しているメメントモリも様子を見てみましょうか。やってる事は大体既存使い回しでキャラを並べただけの画像広告なんだけど、とりあえずやっておくことが大事という精神だと思います。
テレビでもやってたんだけど、正直テレビ側の広告も2023年と大して変わりませんでしたからね。むしろ毎年毎年新作の新年広告を出しているサイゲームスとか原神がヤバいという話。
キャラ紹介の広告。
以前と比べるとちょっと演出が変わったというか、暗いっちゃ暗いけどいくらか明るくなった気がします。
まあ暗いメメントモリの広告というのも割と初期にぶっ壊れたんだけど……
・ヘブンバーンズレッド
ヘブバンはプロモーション動画をリニューアルしたらしい。
映像の凝り方は確かなんだから、定期的にリニューアルしたプロモーション映像を紹介していくのは良いですね。
今後もちょいちょい見かけるでしょう。
年末年始という事もあって、エンジェルビーツコラボも復刻していました。
広告自体は昨年と大体同じような感じがします。
新春キャンペーンの広告。
3000クォーツって大体10連ガチャでしょうね。まあ10連ガチャプレゼントというよりも3000クォーツと言う方が有難そうに見える、というやつでしょう。
・ブルーアーカイブ
ブルアカはヒナという人気キャラが登場。普段に比べるとエロ推しよりも普通に美少女を愛でるタイプの話題が多かったような気がしますね。
広告としても独自性ある内容になっていて、ピアノソロの時はいつものBGMが音量小さめになっているのも正しい気遣いである。時にはテンプレを破るのもまた大事って話。
いつものイベント紹介アニメはこれ。
クオリティの高さはいつもの通り。好きな方はどうぞ。
ブルアカは3周年を記念して最大100回ガチャを紹介。普通ガチャ数はこんなもんだという事をちゃんと認識して生きていかなあかんぞ!
現代ソシャゲにおいてエロい女はどこにでもいるし、もっとガチャを回せるゲームも山ほどある中でブルアカが選ばれるのは、やっぱり皆遊んでるってところが強いんじゃねえかなあ……あとそもそもガチャを回すためにゲームしてるってワケでもないしな……
アコの紹介広告もある。
Xではアコを紹介して、Youtubeではヒナを紹介したのはキャラの性質上Xで受けるのはアコだと読んだんじゃねえかなあと思います。主に衣装やキャラの都合で。
100回ガチャ無料広告は新キャラバージョンも用意してある。
この辺は新しい層にも訴求していきたい、という気概を感じますね。
当然マコトやイブキのような新キャラ紹介もあります。
ブルーアーカイブの顔の怖い女は大体ドジ属性とか苦労人属性をくっつけられてませんか? そりゃこの怖い見た目で中身も怖かったら極道になっちゃうんだけど……
・アークナイツ
なんとなく話題を聞かなくなっているが、それでも未だにプレイヤーがいるらしいアークナイツもついに4周年。おめでとうございます。
アニメを採用した広告もいつも通りだし、10連ガチャを告知するのもいつも通り。突然アークナイツが無料1000連ガチャとか言い出したら世のオタクがどんなリアクションをするかが気になるけども、そんな事は絶対に無いからなあ。
キャラ紹介。
耳の聞こえが悪くなったことを声優の演技で表現しているのがすごい! というオタクのご意見を聞いたが、確かにセリフの内容だけでなくアクセントでちょっと違和感がある感じは広告でもふんわり分かる。
そこまで補助なし、広告だけで読み取れるかはまた別なのだが、まあ種田梨沙がすごいのは間違いないです。
その他のキャラ紹介もテンプレ自体は全く一緒なので、まとめて紹介しておきます。
最近の人気ゲームは男性キャラもしっかり人気を取ってくるんだからエライ。
・原神
ヒルチャールが日本の初詣にやってきた、という新年の広告。ドラクエのスライムポジションを狙っているのだろうか。
こういう広告を出す余裕がある辺り、原神の儲かり方は流石と言ったところですね。新年のゲーム広告と言えばメメントモリ、サイゲームス、モンスト、そして原神などのHoyoVerse勢という構造は2024年も一緒でした。
普通にキャラを紹介する茶番広告。
カルーセル広告だが2つ目は画像だけ。