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■としまえん 広告ギャラリー

としまえんが閉園するそうだ。はじめてこのニュースを聞いたとき、とても悲しい気持ちになった。遊園地に足を踏み入れたことはないが、としまえんは思い出の遊園地。名作ぞろいの広告たちに胸をときめかせたものだ。私にとって、としまえん最大のアトラクションは広告。これまで楽しませてくれた感謝を込めて、お気に入りをまとめてみようと思う。

●「あそび漬」(1985年)
ダジャレがオシャレだということを教えてくれる。

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●「プール冷えてます」(1986年)
としまえんプールの魅力をストレートすぎるほどに表現。当時はハイセンスな広告が多い中でシンプルでゆるい表現が世にウケたそう。

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●「山崎はいい人だ。」(1989年)
山崎努さんが1年を通じて豊島園で遊んでいる姿を展開。意味がわからない。のが、いい。近頃の広告は意味がわかりすぎではないだろうか。

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●「Flying Pirates in New York」(1990年)
世界各地の人にとしまえんを応援してもらうシリーズ。くだらない。くだらなさすぎる。そこがいい。

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●「史上最低の遊園地。」(1990年4月1日)
おそらく最も有名なとしまえんの広告。いま思えばエイプリルフール広告のはしりなのかもしれない。こういうタイトルのようなコピーのつけ方も同時は珍しかったのではないだろうか。

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●「暑中御見舞申し上げます。」(1990年)
真夏に石油ストーブ、煮えたぎる鍋、大量のアブラゼミなど、"不快"をネタに夏のとしまえん(プール)へ呼び込む?アプローチ。

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●「サンタフェの扉」(1992年)
1991年に発売され話題となっていた宮沢りえ写真集「Santa Fe」の表紙で使われていた扉がやってきた!という広告。今でいうPR露出を狙うアプローチ。

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●「クール、ミズ。」 (2005年)
2005年に環境省の主導で始まった「クールビズ」とかけて。

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●「冷やし温水(ぬくみず)。」 (2008年)
俳優の温水洋一さんがプールでリラックス。なんとも言えない幸せそうな表情に癒されるとの声。

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●「プールで、やく。」(2009年)
プールサイドのデッキチェアでくつろぐのは、漫画家のやくみつるさん。プールでやくなら、としまえん。

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●「一刻も早くすべりたいです」(2010年)
これはリアルタイムで見て、シンプルでおもしろいと思った。

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●「としプー!」 (2013年)
「トシちゃん」のように楽しく、親しみやすく、そしてすべての人に愛されるプールになる、という想いが込められているそう。正直、なぜトシちゃん?と思ったが、タレントをここまで引きで使うカットも私は斬新だと思った。

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●「世界遺産 狙ってます。」 (2015年)
この年は、和食が無形文化遺産に登録された年。としまえんの流れるプールは、1965年に世界初の「流れるプール」として登場。そんな「世界最古」の流れるプールをメインに、世界遺産を彷彿させるような美しく荘厳なビジュアルでアピール。

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以上が私の好きなとしまえんの広告たちだ涙

それでは、今宵はここまで。さらばだッ。

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