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過去の話vol.25 シンママ、学校に行きたくないと言われる!

小学生まで、何となく順調に進んだかの様に
思えていた子育てですが、

ここに来て、年収は半分になるけど
安定した固定給の会社に転職しました。

最初に聞いていた【土日祝日は原則休み】
話と違い、まるで休めませんでした。

親兄弟など家族が他にいる訳でなく
中学生になったばかりの子供が
休みの日、ひとりぼっちです。
食事は全て用意していますが・・

息子はもともとシャイで人見知りな面があり、
目立つ事も苦手でしたが、
スポーツがそこそこ出来て、塾のお陰で
成績もそこそこ良いと、少なからず注目され
揶揄われる場面も出てくるのです。

彼のファンができた事を揶揄われたり、
お年頃の“ニキビ”をちょっと揶揄われた程度。

私には、今で言ういじりであり、
普通に仲良くしてる人達との関係です。

でも彼にとって皆の前で揶揄われたりする事が
不快に感じ重荷だったのでしょう。

ある日、ポツリと
『学校へ行きたくない・・』

言われるまで、微塵も彼の気持ちに
気づきませんでした。

ゆっくり会話する事が少なくなっていたから。

私は、頑張っても耐えられないないのなら、
転校したっていいし、誤解だとしたら、
先生に相談して確認した方が良いし、
改善して貰っても良い。絶対に改善したい!

『君の為なら何だってやる。どうしたい?』

『相手に知られない様に、
ちょっと先生に相談してみても良い?』

色々と彼と話してみました。
まだ中学1年生、今なら間に合います。

当時の担任は1年生担当と言う事で、
ベテランで、とても親身になって
子供達と向き合ってくれる女性の先生でした。

私は先生にアポを取り、正直に言いました。

『相手が悪いとか息子がどうとか言う前に
どんな事が起こって、どんな感じに
なっているのか、先生の目で見てもらって
是非アドバイスが欲しい』

本人はいじめにあっている、と言う
捉え方でした。

先生は、女性ならではの配慮で
水面下で色々と調べてくれ、
結局は、羨ましさからくる
ほんのちょっぴりの妬みでからかった
それだけの事でした。
なので、相手本人さえ
傷つけたとは気付いていなく、
誤解だと言う事と謝罪を息子に伝え、
仲直りをしました。

その時、転職したてなのに、
毎日夜の10時位まで残業を強いられ、
定時に終われる様に朝から段取りしている
そんな私に、夕方からようやく仕事を振る
上司に何度、抗議したか笑

休みも不定期、仕事も朝から言ってくれれば
3倍はやれるのに!と
家庭と仕事の狭間で、とても苦しかったです。

息子の事は何とか不登校になる事はなく、
無事に平常に戻りましたが、

1年生の時に交代になった塾の担任のせいか
息子の心が大きく揺れたせいか、
頑張りが足りなかったのか
極端に成績が落ちました。

私も夜遅くに帰宅して、家事や冬は除雪、
息子のお弁当や食事の支度も1日も休まず、
全部こなそうと頑張りました。

中学3年の時は、合格率の良い塾へ
編入し、宿題が山ほど出る事で、
厳しい部活の朝練に加え、夕方部活後に
塾へ行き、寝る時間は極端に減りました。
朝6時に起き、夜は12時過ぎに寝る。

私は、朝ごはんと除雪があるので
5時に起きて1時に寝る・・
そんな生活です。それがお受験と言うものと
言い聞かせて・・

1年生の内申が極端に悪く、
進学校への受験は、当日点を相当取らないと
合格にはほど遠くなりました。
3年生ではオール5に近い成績まで
頑張ったのに・・

彼も私も頑張りました。
進学先の高校は、最後は背伸びして
受験する様なギャンブルでしたが、 
奇跡の様です!合格しました!

よくTV速報で、合格した人の
ボーダーラインの数字が
テロップで流れていますが、
まさに!息子じゃないか?!

当時は本当に2人で喜びました。
頑張った! 彼も私も。

私のイメージは、こうです。

有名な学校へ行く事が偉いわけでもなく
偏差値が高いから良い訳でもありません。

その目標に向かって辛くてもやり切って
“受験”に挑み、努力をし続けて勝ち取った。

そうです。頑張る事が必要な時に
ちゃんと頑張れたと言う自信。

受験はそう言う宝物を得る事が出来るんです。

それを彼が体験出来る事が出来て
本当に良かったです。

いつか辛い局面に出くわしたとしても
あの受験で頑張れた自分を
思い出すでしょう。

これから受験を控えた子供さんと親御さん、
ぜひ、人生100年の中のほんの数年、
真剣に向き合って行く事に全力で
楽しんで欲しいです。たとえその時辛くても
いつか心の支えになります(^-^)

と言う、成功談か失敗談か分からない内容ですが、
私のピンチと彼のピンチだった時のお話しでした。

今日も読んで頂いて有難うございます(*´꒳`*人) 

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