【高校入試紙面講義】2020年福島県 大問4

本日もよろしくお願いします。
本日は、まだ入試問題で取り上げていない福島県の近現代を扱います。少しでも学習負担を軽減できるように、しっかりと解説したいと思います。

■はじめに お礼も兼ねて

最近、テーマ史の攻略法の記事を購入される方が少しずつ出てきています。ひとつは、近年の歴史の正答率の低さに不安を覚えて少しでもアプローチ法を知っておきたい方が購入されているのでは、と思います。
その考えは大正解です。少しでも生徒さんに入試における不安を払しょくできるなら、提供できることはしっかりと行ってください。そして、僕も紙面講義を通じて解説のアプローチ法、予想問題の提供なども行っていきたいと思います。
この場を借りて、購入された皆様にお礼を申し上げます。サポートの方も受け付けておりますので、合わせて支援していただけると、今後の記事執筆の励みとなります。よろしくお願いいたします。

■問題の概略

今回の問題は、近現代の歴史を各班でまとめたものをもとに問題が作られています。こういう発表形式の問題は、テーマ史の問題というよりは、総合問題としての出題とみていいです。よって、どの形式で出題されてもおかしくありません。単純に演習量の差が出ると思います。

■解説

それでは、解説していきましょう。

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