休校明けに起こりうる話

今週から緊急事態宣言が発動された最初の週末となります。しかし、今回はその後の学校での話が危ない内容が出てきました。そのため、その予想をしたいと思います。皆様に読んでいただきたいため、無料公開です。よろしくお願いいたします。
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ニュース記事を見て

まずはニュース記事が何をいってるのかを解説しなければなりません。
要約すると、学校が臨時休校になった分の1ヶ月分の授業内容について、学習の習熟度が一定認められた場合、その部分の授業を学校で改めてやらなくてよい、と文科省のお達しが発表された、ということです。

この内容を受けて、Twitterなどではかなりの危機感を感じた方がいました。僕もその一人で、教育格差が広がる、ということを言いました。なぜ、僕がそう感じるのか、理由は簡単です。普段から学習計画をたてて勉強してる人とそうでない人の学習量に差がつくからです
この話は学校が休校になったときに、僕は学習時間の確保の話をnoteで話してます(3月分と4月分で)。その記事をご覧なられた方はこの意味がわかると思います。

受験生は特に危機感を持つこと

その中で一番影響を受けるのは受験生です。学校が休校になっても入試などの日程は変わりません。そして、もうひとつ考えられるのが、夏休みの期間が今年に限っては短くなる、ということが言えます。つまり、今までは中1・2の復習を夏休みにやることができるのですが、今年に限ってはその時間がない!と言えます。なので、この1ヶ月が勝負!といってるのもこの事を見越しているのです(3月・4月、2ヶ月の休校も踏まえると、最悪冬休みも飛ぶ恐れがあります)。この事実を受け止めて、やるべきことをやらないといけません。

受験生は受験学年の学習と1・2年の復習を同時進行で行わないといけませんが、これを今からやっておかないと、夏場に時間がないという焦りが出ます。9月からの模試などのテストが続いたときに実践問題不足が起きないように土台を固めておきましょう。

新中1生は特に注意!

一番気にしないといけないのは、今年中学生になった人(高校生も)です。なぜなら、最初の授業の注意点を指導されるのが早くても5月になるため、塾などに行ってない方は知らないままになる恐れがあります。加えて、数学のスタートは正負の数ですが、ここで躓く方が多いです(マイナスの概念や符号の扱いなどで混同する人が多いですが、大半は分数や小数の計算で躓いてます)。

そんな方は、映像授業を活用してください。塾に行かれてない方はYouTubeなどを活用してください。あとは僕が参加してますCAMELの映像授業を使っていただけると幸いです。ご利用を検討されてる方は公式サイトで問い合わせください。

市販の問題集を使って

市販の問題集を使って学習してもいいと思います。できれば、自由自在(受験研究社)、パーフェクトコース(Gakken)などの辞書型参考書、付属の問題集を用意しておくといいでしょう。
よく、最高水準(文英堂)を推すかたもいますが、難易度はやや高いです。そのため、初学者に対してはあまり勧めません(ただし、志望校が難関私立や公立上位校などを目指すなら話は別です)。それなら、くわしいシリーズ問題集(文英堂)やニューコース問題集(Gakken)などを最初のテキストにするのも手です。大事なのは、土台を固めたのちにそれを使える知識になってるか、を問題集で確認をすることをやってください
ノート作りが面倒な場合は、定期テスト前に仕上げるノートシリーズ、ルーズリーフでまとめるノート(以上Gakken)、まとめるノート(旺文社)辺りを使うといいでしょう。

1度、自分で見た上で決めるのも大事ですが、背伸びしすぎて難しい問題集を買うことはしないでください。わからない場合は、現場の先生、書店の店員さんなどに相談してもらうといいです。僕も時折書店には足を運びますが、気になるときは申してください。可能な範囲で答えます。

とにかく、この1ヶ月の学習時間の確保によっては、学習格差が確実に起こります。果ては入試などの結果にも影響が出る可能性があります。地域によってはこれからまた休校要請が来る可能性があります。最悪の事態を想定して早めの対策を行いましょう。

皆様のサポート、よろしくお願いいたします。